１話 ページ4
『ん…』
ﾁｭﾝﾁｭﾝ…、窓から小鳥の囀りが聞こえ眩しいほどの朝日が私を照らした。
時間を確かめて用意をする
今日から私は一人前の兵士となる。
私が所属するのは我々国、第五軍団。
厳しい訓練、研修期間を終え、基礎的なことから作戦などの座学まで一通りのことを頭に叩き込まれる。
推薦などもあるが凡人の私には成績を平均化することぐらいが限界だった。
第五軍団は主に前衛を担当する危険な部隊。(何故私が選ばれたのか理解できない)
男性ばかり希望するこの隊に女性の兵士は私一人、別にどこでも良かったがせめて女性がいる隊に行きたかったのは事実である。
一人前になったとしても訓練を怠らない。
我々国はここ数年で確実に軍事力を伸ばし今や経済国にまで発展した軍事国家だ
その国のさらに前衛部隊に所属できるなんてこの上ないほど幸せである。
『よし、早く行って少しでも体を温めておこう』
今日は今年の新兵達を向かい入れるセレモニーがある。
セレモニーが終わった後、もしかしたら体力テストなどするかもしれない。
その予想まで考えれることが昇格への第一歩である
汚れひとつないピカピカの軍服を身に纏い私は家を出た
・
一般兵はそれぞれ城の付近の家を借りて生活している。
私はこの国出身ではないそうなのだがそこの所あまり記憶がよろしくない
物心ついた時にはこの城を視界に捉えていた。
私の家は城までおよそ徒歩５分、なんとも優良物件である(少し家賃はお高め)
『…げ、マジですか……』
自身の証明書を見せ門を潜り、指定された広場まで配布されていたプリントを見ながら足を運ぶ。
この時、集合予定時刻の１時間前…
広場にはたくさんの軍服を着た人でいっぱいだった。
どうやら私の他に私と同じ考えを持っている人がいたようだ…
『まぁ、そりゃあそうですよねぇ…』
ハイハイ、そりゃあそうだ。
あわよくば一番乗りで幹部様の訓練風景など見れるかもしれない！
あわよくばそんな行動に幹部様が私を気に入ってくれて昇格できるかもしれない！
そんな軽率な甘い考えを持った私がバカだった
凡人の私が考える案を他の人が考えないと思ったのか。
毎年数千人と入隊している我々国。
１時間前だというのに数百人んという人が広場で待っていた。
さすが軍事国家である
？「…えー諸君、待たせたな」
？「今回はやけに少ないなぁ」
突如響いた声に驚き体が強張る
声の主が広場の指揮台の上に立ちニヤニヤとこちらを見ていた
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すみれいん(プロフ) - にろ。さん» もうrbrのそのPCで主の過去を調べてもう全てを解き明かしてくれよぉぉぉともうハラハラですよ！ (2020年7月23日 18時) (
レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
ひひゃは - うぃ↑ああ↓（下に同じく） (2020年7月21日 20時) (レス) id: 2e0228b2c8 (このIDを非表示/違反報告)
アズライト@pitter - ぅ…うぇああああああああああああああああ！（下に同じく） (2020年7月21日 20時) (レス) id: 398b65f064 (このIDを非表示/違反報告)
蓮 - ……うわわわわワァァァァーー(謎のノリに乗りたかった。) (2020年7月21日 16時) (レス) id: ce94435e90 (このIDを非表示/違反報告)
クラロピ - わぁーお(ﾎﾟｶｰﾝ) (2020年7月21日 12時) (レス) id: 6ed93c7e9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にろ。 | 作成日時：2020年7月15日 1時
