２５話 ページ28
シャオロン隊長に連れてこられた時には席にゾム様が座っていて、ロボロさんと大先生が私たちに近づいて来た
ut「ああ、やっと来た！遅いわぁ！」
『すみません…』
rb「Aちゃんは悪くないで。俺ら飯もらってくるから席で待っといて貰ってもええ？」
『あ、はい！』
席を指差しながら、ロボロさんは申し訳なさそうに言って来た。
勿論全然問題は無い、隊長もいるし大丈夫だろう
sha「あ、悪い！今トントンからインカムで連絡来てもうた！」
ut「はぁ？何言ってんねんシャオロン、ついに頭おかしなったか？インカム鳴ってへんや((rb「だぁあああ！！うっさい！はよ行ってこいシャオロン！」
sha「ってことで俺急用で一緒に食えんくなってもうたから」
『えっ！！』
訂正しよう、全然大丈夫じゃない。
ロボロさんは「大人しく待っとって」と無理やり大先生を連れて行ってしまうし、シャオロン隊長はホンマごめんなぁ！と謝っていた
『………！』
zm「………」
嵐の様に過ぎ去って行ってしまったこの状況に一人ポツンと取り残される私。
恐る恐るゾム様の方を見てみると彼と目があった様な気がした
『あ、あの…目の前座ってよろしいですか？』
zm「…ん」
『あ、ありがとうございます！』
勇気を出してよかった
ゾム様に了承され私はゾム様の目の前の椅子に腰をかける
沈黙が続き気まずくなって私からゾム様に声をかけた
『急にご一緒してしまってすみません』
zm「…別にええで」
『ゾム様は何お食べになるかお決まりですか？』
zm「……まだや」
こっちを見ず自身の手元を見て俯くゾム様、そのお返事は素っ気ない
会話終了である。
……シャオロン隊長！これのどこが一緒に食べたそうにしているんですか！！迷惑そうじゃないですか！！
『あー、すみません。やっぱりご迷惑でしたよね…』
zm「え？！」
『え？』
急に大きな声を出すものだから驚いてしまった。
さっきまで下を向いていたゾム様が顔を上げて私を見ている
ゾム様の瞳が微かにフードの内側の前髪から見えた
その瞳は夢に出てくる青年と一緒の色。
こんな偶然あるのだろうか？
驚いて何も言わないで瞳を見つめ返しているとゾム様が動いた
zm「別に…、迷惑、ちゃうよ」
『！』
zm「一緒に、食おうや…」
笑顔が慣れていないのだろうか、その笑みはぎこちなかった。
でもきっと精一杯気を遣って下さってるんだと思う
『嬉しいです！実は、この前ので嫌われていると思っていたので』
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すみれいん(プロフ) - にろ。さん» もうrbrのそのPCで主の過去を調べてもう全てを解き明かしてくれよぉぉぉともうハラハラですよ！ (2020年7月23日 18時) (
レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
ひひゃは - うぃ↑ああ↓（下に同じく） (2020年7月21日 20時) (レス) id: 2e0228b2c8 (このIDを非表示/違反報告)
アズライト@pitter - ぅ…うぇああああああああああああああああ！（下に同じく） (2020年7月21日 20時) (レス) id: 398b65f064 (このIDを非表示/違反報告)
蓮 - ……うわわわわワァァァァーー(謎のノリに乗りたかった。) (2020年7月21日 16時) (レス) id: ce94435e90 (このIDを非表示/違反報告)
クラロピ - わぁーお(ﾎﾟｶｰﾝ) (2020年7月21日 12時) (レス) id: 6ed93c7e9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にろ。 | 作成日時：2020年7月15日 1時
