８話 ページ11
最後の一人が呼ばれて腕章を受け取る。
今年は少ないな、と副隊長と話していたのだが、それでも50人は優に超える。
毎年どれだけの人が入隊するんだろうか…
sha「よし、じゃあお前自己紹介したら？」
？「え…、いや、そんな大事なことじゃないので…」
sha「なぁに緊張してんねん！お前は俺の右腕やねんやから十分大事なことやわ」
『！！』
シャオロン様の言葉に強く胸を掴まれた。
セレモニーではあんなふざけた事を言っていたがちゃんと軍思いのいい人なんだ…
ちゃんと強い意志を持った瞳で副隊長に笑いかけるシャオロン様、少しだけこの軍に入って良かったと思った。
？「では…、私の名はローレンス＝ザックレイ、第五軍団副隊長を勤めている(以下la)。君達と共に我々国を支えれる事、誇りに思う…、よろしく頼む」
sho「うぇぇぇえい！ええやん！よろしくなローレンスぅ！」
パチパチと新兵たちの拍手をかき消すようにシャオロン様が声高らかにあげる
肩を組みローレンス副隊長の頭をこれでもかと思うぐらい激しく撫でていた
もしかしたら第五軍団はアタリかもしれない…、隊長副隊長ともに話しやすそうな人である
sha「さて、じゃあ話に戻るけど、今からこの後ろにおる先輩らと一対一でやりあってもらう。成績関わるわけちゃうから、能力診査やと思って気軽に受けてくれたらええわ」
シャオロン様の言葉に皆息を呑む。
先ほどもでの柔らかい空気などそこにはない…
ただ、誰もが緊張し、隊長の指示を待っていた
それは私も同じ事。
入って数年も歴のある先輩に敵う筈なんてない！速攻で投げ飛ばされて終了だろう…
準備運動もろくに出来なかったし、男女の差でこっちが勝てる可能性なんて一割もない。だが、ただやられるっていうのはなんだか悔しい。
少しでも抵抗できたら上々かなぁ…、私には特別何か凄い物を持っている訳でもないから
sha「じゃあ適当に先輩と組んでくれ。これも勝てるかもしれへん相手を見定める訓練でもあんねやから、しっかりな。あ、それと…、えーっと、名前忘れた。ほら、そこの女」
『え、私でありますか？！』
急にシャオロン様に指を指され戸惑いを隠せない。
もしかして何かやらかしてしまったのだろうか？
何か先ほどの件でシャオロン様の機嫌を損わせるような発言をしてしまったか？
驚いて思考が停止しそうな頭を必死に回転させ答えを探し求めるが一向にわからない。
副隊長、先輩方、同僚が注目する中、冷や汗が背中を流れた
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すみれいん(プロフ) - にろ。さん» もうrbrのそのPCで主の過去を調べてもう全てを解き明かしてくれよぉぉぉともうハラハラですよ！ (2020年7月23日 18時) (
レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
ひひゃは - うぃ↑ああ↓（下に同じく） (2020年7月21日 20時) (レス) id: 2e0228b2c8 (このIDを非表示/違反報告)
アズライト@pitter - ぅ…うぇああああああああああああああああ！（下に同じく） (2020年7月21日 20時) (レス) id: 398b65f064 (このIDを非表示/違反報告)
蓮 - ……うわわわわワァァァァーー(謎のノリに乗りたかった。) (2020年7月21日 16時) (レス) id: ce94435e90 (このIDを非表示/違反報告)
クラロピ - わぁーお(ﾎﾟｶｰﾝ) (2020年7月21日 12時) (レス) id: 6ed93c7e9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にろ。 | 作成日時：2020年7月15日 1時
