お前らいい加減にせえよ。

❤︎ ページ29

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あの意味わからん話から逃げ今はもう放課後。


『いや〜…疲れたなぁ…』


部屋からお風呂セットを持ち廊下に出るとあら、運命かしら。


可愛い日向ちゃんが！！


『日向、一緒にお風呂行こ』


日「えっ、あっ、え…お風呂！？」


『？うん』


いや急にどうした、


『そう言えば自由時間のとき日向の速攻みたよ。すごいねえあれ』


日「だろ！！体がヒュってなってシュンてなって！！
それから＿」


ヒュ、と、シュ、の違いってなんだろう。

夢中で話てくれてる日向可愛いしいいか…
あれ？待てよなんで男バレの中女子混じって試合してたの？

夢中に話す日向、ガチで考えてる私。


そして青い布を日向ちゃんと潜りお風呂場へ…

え？


黒「ん？？」


木「へーいへいへい！！よっしゃ、一番乗りい！！」


赤「木兎さん、シャンプーハット忘れてますよ…って、え」


なんてこったい、ぱんなこったい。


なんだこの温泉、イケメンのタオル一枚の姿360度見放題…


とか馬鹿なこといってないで真面目にやばい。
まだ話してない人が多いし変態扱いされる！！


侑「…なんで居るん」


治「流石にそれはしたらあかんで、」



とちょうど入り口から呆れた目で見てくる。


『ごめんなさい違うんです！！
日向と話すのに夢中になってたら気づかぬうちに間違えて入ったというか！！』


隣にいる日向ちゃんを見ると固まっていたが、ハッとなってこっちをみた。


日「もう一回いうけどさ、日向“ちゃん”…？」



『え、だっておん…』


日「、性別は〜…」


嫌な予感がした。
まさかまさかのここで嫌な予感がした。


『…女の子、？』


日「男…」


その場にいた双子以外全員が、
「「あっ…」」て思った瞬間だった。

日向はその場で泣き崩れた

侑「え、まだ気づいてなかったん？？
ほんまのアホや」


治「まさかの」


『へぇ、気づいてたの？？
じゃあわざとあの時言わなかったんだ？？』


双子はﾋﾞｸと肩を分かりやすく跳ねさせた。


『みなさん本当にごめんなさい』


暖簾越しで謝った。

黒「まぁいいんじゃない？？黒尾さん恥ずかしかったぁん〜」


研「クロやめて、きもい…」


赤「あぁ、大丈夫。間違いは誰にでもあるし…
ちょ、木兎さん泳がないで下さいよ？」


と言ってくれた。
ありがとう、


『では失礼しました』


侑「ちょ、待て俺らをどこに連れてく来や！！」


首根っこを着かんでズルズルと引きずる。
双子をちょっと山へしばきに行こうと思う。

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