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なんでよ
最低な奴だって分かってたのに
なんであんな奴好きになっちゃったの
バカみたい
大っ嫌いあんな奴
きらいきらいきらいきらいきらいきらい
そう思えば思うほど涙が溢れて止まらなかった
私は道の真ん中でしゃがみこみ泣いた
大っ嫌い
ト「あれ、A…?」
『…相馬さん』
ト「…何かあった?話聞くよ。こんなところで座り込んでたら邪魔になっちゃうから、座れるところ行こう」
私は軽く頷いて、相馬さんに手を引かれながら歩いた
近くの公園まできてベンチに座り、少し落ち着いてからさっきあったことを全部話した
ト「最低なやつだなジンくん!!」
『…』
ト「てゆーか、ジンくんのこと好きだったんだ、全然気づかなかった」
『…好きになんて…なりたくなかった』
ト「でも、それでもジンくんはいい子だよ」
『っ…どこが!』
ト「ジンくんはほんとに好きな人が出来れば一直線だし、とことん尽くせる人だから」
『…』
ト「まあ、貪欲で強引なところは変わらないけど、ジンくんなりの愛情表現なんだよ」
『…』
ト「…だとしてもやっぱそれはひどい。とりあえず帰って、彼女持ちのへきほーにでも相談してみれば?」
『うん…ありがとう』
それから、ジンくんを置いて相馬さんと2人で家に帰った
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にろ@26(プロフ) - 海星さん» コメントありがとうございます!!そう言っていただけると本当に嬉しいです^^* (2018年1月27日 22時) (レス) id: 6a48201b23 (このIDを非表示/違反報告)
海星(プロフ) - 面白すぎ!!!早く続き読みたい!! (2018年1月27日 22時) (レス) id: 733bd9a1f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にろ@26 | 作成日時:2017年10月22日 22時