43 ページ43
〜ご飯後〜Aside
ご飯を食べ、マホトさんに帰るように促され
いやいや帰ることにした
マ｢気をつけて帰れよ｣
わ｢またね｣
『ばいばい』
この2人に見送られ、玄関を出る
外は寒くて、1人になったことをより実感させる
一歩一歩足を踏み出すたびに
自然と足取りが重くなる
あーあ、仲直りしたばっかりなのに
また喧嘩になって
ジンくんさすがにもう嫌ってなってるかな
さすがに嫌われちゃったかな
はあ…
足を進める度に幸せを逃がすように
何度も何度もため息をついた
ため息をついては考え
考えてはため息をつく
それを繰り返しているうちに
あっという間に家に着いた
いつもより重く感じる扉を静かに開ける
『…ただいま』
ト｢なお！！｣
私の声を聞いて玄関に走ってくる相馬さん
へ｢おかえり！｣
と、へきほー
『連絡しなくてごめんなさい』
ト｢大丈夫だよー、居場所わかってたから｣
『へきほーもごめん』
へ｢マホトの野郎になにもされてない？｣
『されてないよ』
くすくすと玄関に笑い声が飛ぶ
それが気になったのか
リビングから顔を出すジンくん
ごめん、何それかわいい
私はジンくんのいるリビングまで行く
『ただいま』
カ｢おかえり｣
『なんでマホトさんの家行ったか、分かる？』
カ｢…｣
『分からないなら言うね
なんでクリスマスの日みなみといたの
何してたの』
カ｢…みなみに話があるって呼び出された｣
『なんの話』
カ｢本当はなんで
Aのクリスマスの誘い断ったのかって｣
『…それだけ？』
カ｢それだけ｣
『じゃあなんでみなみはすぐに言ってくれなかったの』
カ｢俺の相談事Aに言うのは悪いと思ったんじゃね｣
『本当に、本当にそれだけ？』
カ｢…少しイルミ見ただけ｣
『…』
カ｢せっかく外出てきたんだし、見ようって｣
『って？』
カ｢俺が言った｣
『最悪』
カ｢別に、デートとかそういうのじゃないし｣
『私とじゃなくてみなみと見たんだ
綺麗だった？』
カ｢俺だって言いたいことなんて山ほどある｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 230人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「YouTuber」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
にろ@26(プロフ) - 海星さん» コメントありがとうございます！！そう言っていただけると本当に嬉しいです^^* (2018年1月27日 22時) (
レス) id: 6a48201b23 (このIDを非表示/違反報告)
海星(プロフ) - 面白すぎ！！！早く続き読みたい！！ (2018年1月27日 22時) (レス) id: 733bd9a1f9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：にろ@26 | 作成日時：2017年10月22日 22時
