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『…』






カ「ちょっと、話したいことがある」







息を切らせながら私の目を見る






いきなりでどうしたらいいのか困ってる私の隣で







ト「久しぶりに朝ごはん作るかー」






へ「俺もー」







そう言って部屋を出ていった二人






ジンくんと二人きりで少し気まずくなる







カ「昨日はごめん」







沈黙をやぶり、ジンくんが頭を下げた







『…』






カ「ずっと寒いからって断ってきたけど






やっぱりちゃんと理由を話すべきだった」






『別にいいよもう』






カ「俺はお前から見たらおじさんだし






周りの目も気になるだろうし






だから、たくさん一緒にいたら






Aに飽きられる気がして怖かった」






『そんなのが理由?』







私の返答にジンくんは







カ「え」







少し驚いたように頭をあげた







『本当に私がおじさんだと思ってたら






まず好きになってないし






周りの目とかどうでもいい






なんならジンくんが私の彼氏であることを






いろんな人に自慢したいくらい






私はジンくんが大好きだから』






カ「…俺は自分が傷つくことを避けて






Aを傷つけた」






『傷ついたよ






3時間もあんな寒い中また続けて






あのハゲ本当に来ない気だ恨んでやるって






そう思った』






カ「ハg____」






『そう思ったのに昨日1日中






ジンくんのことばっかり考えてた』






カ「…」






『忘れたくても忘れられないくらい






ジンくんのことが好きなの』






カ「…これ、マホトにもらった」







そう言ってジンくんが出したのは






私がマホトさんにあげたプレゼントだった







カ「手を繋ぐとバラになるリング」






『うん』






カ「1個、Aつけてくれる?」






『…うん』







ジンくんから1つ、リングをもらって






指に付ける







『さすが私、いいセンスしてる』






カ「…超ネガティブな俺だけど






Aに愛されてる自信だけは無くさない」






『うん』






カ「…昨日」






『うん?』






カ「本当にマホトと何も無かった?」






『何も無いよ』







恐る恐る聞いてくるジンくんに






今日は気が弱いな、なんて思いながら






手を広げた






ジンくんは近付いてきて私をぎゅっと抱きしめる






うん、やっぱり大好き

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作品ジャンル:恋愛
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にろ@26(プロフ) - 海星さん» コメントありがとうございます!!そう言っていただけると本当に嬉しいです^^* (2018年1月27日 22時) (レス) id: 6a48201b23 (このIDを非表示/違反報告)
海星(プロフ) - 面白すぎ!!!早く続き読みたい!! (2018年1月27日 22時) (レス) id: 733bd9a1f9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にろ@26 | 作成日時:2017年10月22日 22時

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