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「おう、待って今行く」
ジンくんがインターホンを押すと
インターホン越しに聞こえる声
ドア越しに聞こえる足音
自分でも心拍が上がっていくのがわかる
"ガチャッ"
「おせーよ、入れ入れ」
そう言って挨拶をする間もなく家の中に案内する
出てきたその人は、かっこよくて、ジンくんと同じでタトゥーがたくさん入ってる男の人
タトゥーが入ってることを見慣れてしまっている自分が怖い
部屋の中をキョロキョロしながら進んでいく
「その辺に座っていいよ」
私に笑いかける
笑顔も最高にかっこいい
『どーも』
私が座ったことを確認して、キッチンへ行き、飲み物を準備する男の背中を
カ「マホト」
ジンくんがそう呼んだ
マホトさんって言うんだ
珍しい名前
マ「珍しい名前って、思ったでしょ」
私の身の回りには超能力者が多いな←
カ「俺は無視かよ」
飲み物を持ってこっちに歩きながら聞いてくる
『はい』
マ「わたなべまほとです、よろしく」
飲み物を床に起き、座って言った
『山田Aです、こちらこそよろしくお願いします』
差し出された手を握り、握手をする
隣からはジンくんの視線を感じる
マ「いい名前だね」
『ありがとうございます、自分で言うのもなんだけど…気に入ってるんです』
マ「俺も、マホトなんて名前珍しいけど気に入ってる」
『マホトさんもいい名前ですね』
マ「Aちゃんは何歳?」
『16歳です』
マ「高校1年生か」
『2年です』
マ「2年か」
少し笑いながら訂正するマホトさん
全然喋らないな、と思ってジンくんの方を見ると
カ「握手が長い」
やっぱり拗ねてた
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にろ@26(プロフ) - 海星さん» コメントありがとうございます!!そう言っていただけると本当に嬉しいです^^* (2018年1月27日 22時) (レス) id: 6a48201b23 (このIDを非表示/違反報告)
海星(プロフ) - 面白すぎ!!!早く続き読みたい!! (2018年1月27日 22時) (レス) id: 733bd9a1f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にろ@26 | 作成日時:2017年10月22日 22時