65.それでもやっぱりお前がいい ページ20
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シルクは少し間を開けて話し出した。
シ「お前は俺らから離れていく前日の夜、俺に女性YouTuberにちやほやされて調子に乗るなよって言ったよな」
『…』
シ「たしかに世の中お前より可愛い子いっぱいいるし、お前より性格いい子もいるし、俺と趣味合う子も馬鹿ほどいる。」
『っ…』
「うんうんうんうんうんうん」
『(イラッ』
「( ˙-˙ )」
シ「俺はこの先そうゆう人と出会うことが何度かあると思う。それこそコラボとか事務所とかイベントとかで。でも俺は、新しい人に出会う度にお前を選ぶよ。それでもやっぱりお前がいいわって、1日に100人と出会っても、俺は100回そう思うんだよ。」
途端に涙が溢れた
嬉しくて仕方がなかった
「あんたの感情は怒ったり泣いたり忙しいな…」
『(イラッ』
「泣きながら怒るなw」
シ「まあ正直言いたいことはこれだけじゃねーけど、他はトナルが面と向かって会いに来るまで待ってる」
『…』
シ「うおたみの皆さん、今まで黙っていてほんとに申し訳ありませんでした」
そう言ってシルクが頭を下げるとみんなもつづいた。
客席からは絶対批判が飛び交うと思った。
だけどそれは違った。
「「「パチパチパチ」」」
『…!』
「「シルクもそれなりに恋愛してたんだね」」
「「ちゃんと休めてるのかなとか恋する時間あるのかなとか心配だったけどよかった」」
「ほんと、うおたみさんはいい人ばっかりだね…ってどんだけ泣いてるの!?」
『なんか、安心したら止まらなくなっちゃった…』
「…よかったね」
『…ねえ』
「ん?」
『やっぱり私みんなに会いたい』
「うん」
『舞台裏行きたい』
「うん」
『何も変われてない自分だけど、もうこれ以上逃げたくない』
「うん」
『だから、会いたい』
「そんなこともあろうかと断らないでおいたよ」
『…ありがとう^^』
〜舞台裏〜
UUUMのスタッフさんに連れられ、Fischer'sの控え室へ来た
「行ける?」
私はノックする手を握りしめ突っ立っていた
はじめ「それにしてもすごかったなーシルク達のステージ」
シ「予定されてたことが全然出来なかったんで申し訳ないです…」
ドア越しに聞こえてくる会話
何を話しているのか気になって、ノックする手を緩め聞き入ってしまった。
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イッチー - 感動しました〜!!!!!!! (2018年7月21日 21時) (レス) id: adc547b84a (このIDを非表示/違反報告)
にろ@26(プロフ) - 無名。。。さん» おすすめしてもらえたこと、読んでいただけたこと本当に嬉しく思います^^最後まで読んでいただきありがとうございました! (2018年3月8日 0時) (レス) id: 6a48201b23 (このIDを非表示/違反報告)
無名。。。 - 友人にこの作品が出来てる頃から読んで欲しいと言われてたのですが、忘れてしまっていて、今頃読ましていただきました。もう、率直に言って感動でした。感動をありがとうございます。 (2018年3月8日 0時) (レス) id: cadfa441e8 (このIDを非表示/違反報告)
にろ@26(プロフ) - 咲来 youtuber?さん» 最後まで読んでいただきありがとうございます!感動させることができる作品を目標に書いていたので、大号泣していただけたと思うとすごく嬉しいです(><)これからもFischer'sの作品考えているので、お時間がある時にでもよかったら読んでみてください! (2017年11月22日 23時) (レス) id: 6a48201b23 (このIDを非表示/違反報告)
咲来 youtuber?(プロフ) - 超いい作品でした!3時間位で一気に読んでしまいましたwシルクのイケメンさとメンバーの特徴とかはじめんの面白さとか超よかったです!世界観にも飲み込まれてしまいまして小さい声を上げて大号泣しましたよ〜!「なんか泣きたい」っていう日だったのでハマりました! (2017年11月22日 1時) (レス) id: 517b63647b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にろ@26 | 作成日時:2017年8月10日 0時