59.お互いの夢 ページ14
〜inリビング〜
風呂から上がって、俺らはリビングで集合した。
ン「で、どうするこれから」
シ「どうするも何も探すしか…」
マ「やみくもに探し回ったって見つかるわけねーじゃん」
シ「んじゃあどうしろっつーんだよ!!」
ダ「シルクには待ってるっていう選択肢はないの?」
シ「そんなん、戻ってこなかったらどうすんだよ」
モ「だけどさ、置き手紙にはAちゃんは絶対に有名になるからって書いてあったじゃん。それ信じて待てない?」
ぺ「俺らも待ってる間に超有名になってればいいじゃん」
ン「確かに待ってるのも超有名になるのも、簡単じゃないし長いし辛いし苦しいかもしれないけど、でもどうせやみくもに探したって見つからないんだから、Aちゃんから会いに来てくれるくらい有名で凄い奴らになろうよ」
シ「…」
ダ「泣くなよ、らしくねーな」
モ「な、待とう?俺らで」
ダ「Aいなくても俺らでシルク支えてやっからさー」
ぺ「シルクなら出来るって。きっとAも会いに来てきてくれるよ」
ン「な?」
俺はみんなにそう言われ、待つことにした
俺らは絶対有名になって、Aから会いに来たくなるようなすげーヤツらになる
それが俺らの"夢"だ。
絶対に叶えてやる
今日この日、俺達はそう誓った。
〜inアメリカ〜Aside
『着いたー…』
アメリカ。
あれから私は何年も連絡を取ってなかった母に連絡をして、アメリカにある母の物件を貸してもらうことになった。
ここならシルクたちとも会うことはないだろうし、勉強に集中できる
シルク達と離れたのはやっぱり寂しいけど、私にはYouTubeがあるし、いつでもみんなの姿を見ることが出来る
でもやっぱり、もう一緒に騒げることがないのは悔しい
あんなに楽しかった時間はもうないんだ
そう思うと少し後悔しそうになる
でもこれは自分で、自分のために決めたことだから。
私は私で自分の仕事を頑張ろう
それでいつか、シルクたちに自分が作った映像を見てもらおう、絶対に
それが私の"夢"だから。
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イッチー - 感動しました〜!!!!!!! (2018年7月21日 21時) (レス) id: adc547b84a (このIDを非表示/違反報告)
にろ@26(プロフ) - 無名。。。さん» おすすめしてもらえたこと、読んでいただけたこと本当に嬉しく思います^^最後まで読んでいただきありがとうございました! (2018年3月8日 0時) (レス) id: 6a48201b23 (このIDを非表示/違反報告)
無名。。。 - 友人にこの作品が出来てる頃から読んで欲しいと言われてたのですが、忘れてしまっていて、今頃読ましていただきました。もう、率直に言って感動でした。感動をありがとうございます。 (2018年3月8日 0時) (レス) id: cadfa441e8 (このIDを非表示/違反報告)
にろ@26(プロフ) - 咲来 youtuber?さん» 最後まで読んでいただきありがとうございます!感動させることができる作品を目標に書いていたので、大号泣していただけたと思うとすごく嬉しいです(><)これからもFischer'sの作品考えているので、お時間がある時にでもよかったら読んでみてください! (2017年11月22日 23時) (レス) id: 6a48201b23 (このIDを非表示/違反報告)
咲来 youtuber?(プロフ) - 超いい作品でした!3時間位で一気に読んでしまいましたwシルクのイケメンさとメンバーの特徴とかはじめんの面白さとか超よかったです!世界観にも飲み込まれてしまいまして小さい声を上げて大号泣しましたよ〜!「なんか泣きたい」っていう日だったのでハマりました! (2017年11月22日 1時) (レス) id: 517b63647b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にろ@26 | 作成日時:2017年8月10日 0時