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「…物語の舞台は、イギリスにある、とある教会。セント･ディベルメント教会という名前で、イギリスののどかな農村部にある少し大きめな教会。アタシ達は、そこで過ごしたの。」
「…アヤカは、生まれてすぐ捨てられた。望まぬ出産だったんだろうな。俺は8歳で、親父が、母親を殴り殺して、通報して駆けつけた警官に撃たれた。」
「俺は…2人とも、計画された飛行機事故で死んだんだよ。孤児になった俺らは、その教会に預けられたんだ。」
「ーーー父は高級官僚だった。国家機密を知ってしまって暗殺された。母はどうなったか知らない。アタシをあの教会に預けてから、行方不明よ…。」
淡々と、躊躇なく自らの決して明るくない過去を話す。それも、少し雰囲気が明るいまま。普通の人なら話さない事をまるで懐かしい思い出話のように語られていく。
「何とも思わんの？」
「別に、いまさら後悔したって…ねぇ？」
「俺らガキすぎて何も出来ねえし、悔しがる事がわかんねぇよなぁ！？」
「…ま、俺らちょっと変なんだよ。俺らで家族みたいな感じだから。」
「…取り敢えず、話進めないとね。私が最後に預けられたの。その時のメンバーは全員で8人。皆に通し番号を付けられたの。ファースト、セカンド、サード、フォースってね
…その時、私達4人組は偶数だったの。アヤカがセカンド、Jがフォース、Mがシックス。私が、エイト。だから私達のことは偶数組って呼ばれるの。
ーーー残された、その奇数組が…ダークホースの幹部のメンバーなの。」
「…だから、"お兄ちゃん"やったんか…」
これは私達に予期していなかった出来事。私達に誕生日プレゼントを突然、みんな居なくなったあの日から10年以上経ったのにどうして私達の欲しい物がジャストに届いたのか。それは私達のそばに、お兄ちゃん達がずっと見ていたから。
「そもそも、なんでその奇数組は突然こんな事したんだろ？」
「こんな事…？」
「だってさ、8人ずっと一緒だったんでしょ？なのに可笑しいじゃん。突然人を沢山殺したりするような事…ダークホースのやってる事をさ…」
「実は、彼らの幹部の中に、リーダーはいないんだよ。」
「えっ？あの男じゃねえの？よくAと喋ってた…。」
「確かにともさ…ファーストは、リーダー的存在よ。でも、彼らを裏で操る人間がいるんだ。」
その人物を言おうと、形作る唇が止まる。隣を見る。きっと一番苦しいのは私より長く一緒にいたMとJ。唇を噛み締めるも、大丈夫、目で語ってきた。
「ーーー真犯人は、私達の教会の…元神父様よ。」
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国民 - 我々だと最俺、牛ガッチなど、好きすぎて好きです(？)夢主ちゃんはもっと好きです！体調に気をつけて更新頑張って下さい笑 (2018年1月14日 15時) (
レス) id: 7a0b0fb690 (このIDを非表示/違反報告)
りゅう(プロフ) - んほぉぉああ！好きですぅぅ！！頑張って更新してくださいぃぃ！コメント失礼しました。 (2018年1月3日 22時) (レス) id: e6395b6757 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - なんて作品をお作りになられたんですか…好きです。頑張ってください！ (2017年12月16日 8時) (レス) id: fb737c5190 (このIDを非表示/違反報告)
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