＊ ページ17
「そうですよA、あなたは特攻大好きですね、ほんっと。」
「え、…みる…？」
「あなたが孤児院にいた頃、頼っていたのはお兄さん達でしょう？
ならさっさと助けだして、お兄さん達に頼っていた分、頼られてあげないと。お兄さん達は戻りたがっている。それを手助けしなくて、貴女が死んでどうするのですか。」
「…」
「そうやでAちゃん、もう俺ら仲間なんやで？Aちゃんがピンチな時は助けてあげる。殺されそうになったら、助けてあげる。怪我した時だって、心が折れそうになった時だって、助けてあげる。
もう赤の他人ちゃうんやから…頼ってええんやで？」
レトルトさんがそう言うと、そりゃそうだ、
などと賛同の声がたくさん上がる。背中を叩かれたり、頭を撫でられたり、肩を叩かれたり。
…頼る、頼るって、なんだ？
「…Aらしくないじゃん！」
「った！！痛いじゃないM！！」
「馬鹿だろ、お前どうせ頼るって何とか、馬鹿みたいなこと考えてんじゃないのか？」
「…何でわかんのよ。」
「お前なぁ…俺ら何年その無表情の顔見てきてると思ってんだよ。もうそんなの分かるぜ？」
「俺らにしてきた事を、こいつらにしたらいいだけだろ？何をそんなに混乱してんだか。」
ーーー二人にしてきたことを、こいつらに？
頼る、頼る…ふむ…んん？余計にわからなくなってきた。が、そんなものストン、と心のどこかに落ちてしまって、頭がスッキリした気分になった。２人の手を取る。立ち上がって、自分の思う、頼り、を口にしてみる。
「…これ運ぶの…手伝ってくださいっ…」
お安い御用だ、誰かが大声で笑った。
わらわら、と一つずつデニスのはこんだ武器を運ぶと、隠し部屋に案内する。虹彩検査、そして、ボタンを押せば出てくる私の愛おしい武器達。驚愕の声も聞こえる。そして一つずつ余っているスペースにディスプレイしておく。
…こんなに思われてるんだ、確かに、捨てるのももったいない。くるり、と一周して笑った。
彼らとなら、怖くない。
早く、お兄ちゃんと神父様を解放してあげないと！
「…さて、じゃあ温め直して、食べますかっ。」
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国民 - 我々だと最俺、牛ガッチなど、好きすぎて好きです(？)夢主ちゃんはもっと好きです！体調に気をつけて更新頑張って下さい笑 (2018年1月14日 15時) (
レス) id: 7a0b0fb690 (このIDを非表示/違反報告)
りゅう(プロフ) - んほぉぉああ！好きですぅぅ！！頑張って更新してくださいぃぃ！コメント失礼しました。 (2018年1月3日 22時) (レス) id: e6395b6757 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - なんて作品をお作りになられたんですか…好きです。頑張ってください！ (2017年12月16日 8時) (レス) id: fb737c5190 (このIDを非表示/違反報告)
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