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��MI5《Military Intelligence 5》とは
英国情報局保安部の通称。国内での外国スパイの摘発、国家機密の漏洩阻止などの防諜活動、テロ組織の情報収集や取り締まりなど、国内の治安維持活動を専門に行う。
…私の前職、それはMI5の工作員。
なぜ私が銃の扱いに手慣れているか、それはもう既に"実践済み"だったから。人が死んでいくのを普通だと思えたのは既に"手を加えた事があった"から。これは正義、イギリスにはびこる悪を排除する。
言わば、"ライトサイド"の人間だったのだ。
｢…それで？何が知りたいんです？｣
｢…昨夜、いや…前からだけど、ミリィーからの留守電が多くなったのよ。｣
｢あぁ、あの件ですか…別に貴女が特別必要だから、って訳ではありませんでしたよ。｣
｢そうなの、か…なら何故…｣
｢ーーーただ単に優秀な人材だったからでしょう。確かに年齢の割には実力が比例してませんからね。｣
｢ーーー褒めてるの？｣
｢それは勿論。｣
チョコレートをひとつ。口の中でカカオの風味が広がっていく。やはり甘いものは美味しい。飽きない、最高。
｢ーーーただ、貴女が居なくなってからスパイの数は増えましたね。私達が実践に出る数も多くなった。｣
｢…エーミールは、｣
｢はい？｣
･
･
｢ーーーエーミールは、何を探っていたの？｣
コトン、とティーカップが置かれた。そして咳払いをすると、にっこり笑った。彼の笑みは何か狂気が含まれている…気がする。
｢勿論、"ダークホース"についてですよ…本部はトウキョウにあり、それ以外の支部については案外掴めるのですが…｣
｢…トウキョウの事は、何もわからないか…っ待て、ヨーロッパに支部はなかったはず…｣
｢いえ、1ヶ月程前にイギリスに出来たのですよ。掴めるものは掴んだんです。。極めて少ないですが。｣
｢…そうか…あと、もう1個｣
｢なんです？｣
｢ーーー何故、フランスにいたのかしら？｣
｢…というと？｣
｢貴方の仕事は"国内の治安維持活動"しか許されてない。なのに何であの時国外にーーーー！！？｣
国内から出て活動する理由は、MI5にはない。どうして私が辞めてから彼が"国外の治安維持活動"をしていたのか問いただそうとした時…私はもう一つの組織を思い出した。
｢…まさか…！！｣
｢そうですよ、ダークホースの情報をイギリス国内で掴むには…もう頼りがなくて。｣
彼がもう1枚チラつかせたカード。私は絶句した。どうして、どうしてそれをーーー！？
｢ーーー"MI6"、これなら合法的に国外の治安維持活動が出来るでしょう？｣
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しらたま。(プロフ) - 信者さん» 貧血には注意してくださいね、ありがとうございます！ (2017年10月31日 21時) (
レス) id: 626c66f5a9 (このIDを非表示/違反報告)
信者 - 続編おめでとうございます！楽しみにしてました！教授のあまりのかっこよさに血吐きました。これからも更新楽しみにしてます！ (2017年10月29日 20時) (レス) id: d26dcbfb3b (このIDを非表示/違反報告)
しらたま。(プロフ) - チェリー☆拓郎さん» ありがとうございます！ (2017年10月29日 15時) (レス) id: 626c66f5a9 (このIDを非表示/違反報告)
チェリー☆拓郎(プロフ) - 続編おめでとうございます！！ (2017年10月29日 10時) (レス) id: ad3a02f993 (このIDを非表示/違反報告)
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