我妻を振ってやりました。弐【鬼滅の刃】

肆拾 ページ10

我妻side









Aちゃんが起きる数日前、

宇髄さんと話した後、俺は外で待っている梨紗菜の所へ行った。




我「....梨紗菜」


和「！善逸くんっ！
お見舞い、終わったぁ？？」




こくりと頷き、
少し話がある、と梨紗菜と甘味処へ向かった。




和「それでぇ、話って？？」




言う勇気がすぐには出ず、少しだけ言葉が詰まってしまうが、

ようやく、俺は口を開いた。




我「......俺と」


和「！！....」


我「別れてほしい。」




数分経つと、
「は？」と、梨紗菜はあり得ないという顔をしながら、言った。




和「なんで....なんでよ！！」ｶﾞﾀｯ


我「.....」


和「っなんで何も言わないのよ！！！」




ガンッと椅子を蹴る梨紗菜。


通行人の数人が音に吃驚し、こちらを振り向いたが、

梨紗菜はお構い無しの様だった。




和「.....やっぱり、そうだったんだ。
結局、みんなあいつの方に行くんだ。」




「...あの時だって」と梨紗菜は呟く。

あの時....？と俺は首を傾げ、気づけば口に出してしまっていた。




和「......なんでも、ないわ。もういい。
さようなら、善逸くん」


我「.......ごめん、梨紗菜」


和「っ！！！.......。


謝るくらいなら、最初から受け入れないでよ....！！」


我「ッ！！！」




梨紗菜はそう言って、山の方へ走った。




我「っ....」








俺、女の子ばっか傷つけて、


何がしたいんだろう









ごめん。


梨紗菜









ーーーーーーーーーーーー


あの女の子大好き善逸くんが女の子傷つけてばっかって結構やばい

大丈夫かな？？？？


あっ梨紗菜ちゃんが「！！.....」と、驚いた後少し沈黙があったのは、

「結婚話....？！？」と思ってたからです！！


多分「まぁ、私ぐらいの可愛さならそろそろ結婚話は出てくると思ってだけどね？？」みたいな感じだったはずです←←

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