我妻を振ってやりました。弐【鬼滅の刃】

参拾漆 ページ7

A side









何故かしのぶさんとお茶をする事になった私ですが、





お茶が美味しい！！！！！←



外国からわざわざ取り寄せたお茶らしいけど、

めちゃめちゃ美味しい......








『あっさむてぃー.....って言うんですか、このお茶』


胡「はい。
そのままでも充分美味しいのですが、
牛乳を淹れて飲んでみても美味しいらしいです」


『へぇ〜....』




しのぶさんとアッサムティーとやらを楽しんでいたその時、




宇「A！！！！！！！！！」ｽﾊﾟｧﾝｯｯ!!!


『ほわっ！！』ﾋﾞｸｯ


宇「はぁ.....はぁ......」


『まさか師匠、走ってきt(ｶﾞﾊﾞｯ‼』




あれ、既視感。と内心思っていたが、

肩付近で啜り泣く声が聞こえ、ギョッとした。




『師匠.....』


胡「私は少し失礼した方がよろしいですね」




「では」と、空気を読んでくれたしのぶさんにぺこっと小さな礼をし、

師匠と二人になる。




『....心配、かけてごめんn(宇「違う」っ？』


宇「俺が聞きたいのは、謝罪じゃない」


『....！！』


宇「なんか、あんじゃねぇの。」




ずびっと鼻水を啜り、涙目で顔を赤らめながら此方をみる師匠に、少し可愛さを覚えたが、

今はそんな場合じゃないと、邪念を振り払って、


私はこう言った。




『....ただいま、




父さん』




ニコッと、今できる精一杯の笑顔と共に、

師匠よりも何十倍の気持ちを込めた抱擁を付けて。





宇「......父さん、か」ﾎﾞｿｯ




師匠は少し悲しそうな表情をして、何かボソッと呟いた後、




宇「...あぁ、おかえり、


A。」




そう、笑顔で言ってくれた。




『ふふ、師匠が泣くなんてあの日以来ですね。』




「こうして宥めていると、母親の気分になります。」

と、笑いながらとんとんと師匠の背中を優しく叩く。




宇「はっ、お前も泣いてんじゃねぇか」


『......新手の病気かな』


宇「誤魔化し方下手くそか」




いつもの様な、他愛もない会話をする。

幸せを噛み締めながら、師匠と二人で笑い合った。




『あ、そうだ師匠。
私、もう一度善逸と話そうと思うんですが』




.




.




.





.





宇「は？」




.....私、もしかしなくてもとんでもない爆弾を落としてしまったのでは？







次回に続く！！！！！！←

参拾捌→←ありがとうございます！！

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