お前ら私の事好き過ぎじゃない？

宮兄弟 ページ10

北さん「そうなんか、俺は北信介や、よろしくな」

『はい』

やっぱイケメン…しっかりしてそうだもんなぁ…


？「Aか…可愛い名前してるな」

『？』

北さんの後ろから、声がした。

角名「俺角名倫太郎。こいつらとは同級生。」

『あ、そうなんですか…』


うわぁ…チベットスナギツネみたい…
そっくりだなぁ…まぁ本人の前では言えないけど


侑「おい角名！Aに近づくなや！」

治「お前狙うなよ！！」

角名｢さぁ、それはどうかな」ﾆﾔﾆﾔ


『あ、角名さん。髪にホコリが着いてます』

角名「え？」

『あ、違う…えっと…』


『ここです。』

角名「！」

私は角名さんに近づいて、ホコリを取ってあげた。
やっさし…、！！


角名「そんなに近づかれたら、興奮する。」

『…は？』


え…？今なんて言った…？
興奮…？



部屋の中が静まった。


角名「Aタイプかも」

『…』


私はこの人は危ないと思い、1歩後ろに下がる。


角名「おっほほっ…w」

『…？』


え、笑い方気持ち悪…え、怖

角名「そんな警戒しないでよ。何もしないよ。」


『…』


北「おい角名、Aちゃん困ってるやろ。」

『北さん…！』

北「Aちゃんは俺のもんやで」

『…え？』

北「なぁAちゃん、俺Aちゃんの事好きやわぁ」


北さんが近づき、私の髪をスーッと触る


『え、いや今初めて会ったばっかですよね』

北さん「へへ、可愛いな」


私の髪の1束を持ち、髪にキスをした。
あ、これもしかして、危ないヤツ？



侑「北さん！」

侑が間に入って、止めてくれた。

侑「いくら北さんでも、許しませんで？」

治「俺たちのAなんで。」


うわぁ〜怒ってる〜
あとから面倒くさそう〜


北さん「…じゃあ、ライバルやな。」

角名「…」



え、4人とも睨み合ってるけど。
怖すぎィ☆


『私下の階に行ってきます…』


角名「あ、待って。」

チベットスナギツネに、腕を掴まれた


『…なんですか』

角名「LI〇E交換しない？」

『…変なことしないなら…』

角名「しないしない」


ほんとかコイツ？めっちゃニヤニヤしてるんだけど。



北さん「俺もLI〇E交換したい」

『はい、QRコードです』









LINEを交換したあと、そのまま下の階に行った。
いつの間にか、2人は帰っていた。

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