君以外いらない。【銀魂】

救世主 ページ9

ドカーン！

音と共に床が揺れた。屋根からだ、天井が揺れている

「なんだ！？」

カラン…

状況把握すらできる間もなく、私たちのいる部屋から何かが転がってきた。


その転がってきた物は白い煙を吹いた。

その瞬間に腕を引っ張られた
『きゃあ！』

3人の私の名前を呼ぶ声が聞こえた



「本当に何も変わっておらぬな…」

目を開けた瞬間すぐに分かった。桂小五郎だった。
小五郎が、私を抱いていた

「その濡れた瞳、あぁ、懐かしい」

小五郎は私の頬にキスをした。


『こ、小五郎…』

私は小五郎に掴まりながら、下を見下ろすとさっきの屋敷は爆弾を落とされたかのように、煙が舞い上がっていた


「Aがここに戻ってきたと知ってすごく驚いたぞ。何故もっと早く言ってくれなかったのだ」


『そんな事言われても…』


「…まぁいい、お前が生きていただけで充分だ」


『うん…』



そうして二人の会話は夜の風とともに消えていった＿＿＿

玄関から入ってきてくれ→←ヽヽ

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