買い出しから帰ってきた僕たち。 ページ4
玄関扉を開けると、二人の子供が立っていた。
『…新八、神楽。』
人目見た瞬間分かった。
茶色の瞳に、綺麗な髪の毛。昔と何も変わっていない新八
紅色の瞳に、透き通った白い肌。神楽。
「は…?な、なんでここに…」
新八が動揺しているようだった。
私が喋ろうとすると、身体に重みがかかった。
神楽だ。神楽が私を抱きしめていた。
「…」
神楽は何も言わず、ただ私を強く抱きしめていた
私は神楽の頭を撫でた
『新八…おいで。』
私は片方の腕を広げて新八を迎えた
「…っ!」
新八は胸に飛び込んで来て私の名前を何回も連呼した。
「うぅっ…Aっ…Aさん…!!」
『…』
「ど、どうして、どうして一人で行ってしまったんですか…!!」
「そうだよ…なんで私を置いていったアルか!!」
『…ごめんね…』
「…っ…」
私はこの時どんな顔をしていたのだろう。神楽と新八は悔しそうな顔をしていた。私の顔を見た二人は悔しそうな顔をして下を向いた。子供にこんな思いにさせてしまう私に腹が立った。
「うるっせぇなぁ…頭痛て…」
奥から銀時が歩いてきた。
「話聞いてたけど………そうだなぁ…A、俺たちに詫びとしてここで働け」
銀時が明るい顔で言った
『え…何言って』
「万事屋でですか…?」
「そうそう」
「なら毎日一緒に居れるってことアルか…?」
「もちろん」
『ね、ねぇ…』
どんどん話が進んでいき、私だけ置いていかれていた
「よし決まり、万事屋AA。今日からここで働くことを命じる!!」
銀時が私に指をさして言い放った
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三斗(プロフ) - 小太郎が小五郎になってますよー。それとヤンデレ&逆ハ―ものありがとうございます! (2023年5月14日 15時) (レス) @page11 id: 711d636919 (このIDを非表示/違反報告)
噂のキャンディー(プロフ) - 猫背のちょんさん» はい!!!! (2022年8月23日 10時) (レス) id: 527420b84e (このIDを非表示/違反報告)
猫背のちょん(プロフ) - 噂のキャンディーさん» 鬼兵隊の話ひとつと攘夷時代の幼少期時代の話ひとつを作るというのでよろしいでしょうか!?!? (2022年8月23日 10時) (レス) id: b64d020323 (このIDを非表示/違反報告)
噂のキャンディー(プロフ) - リクエスト良いですか!?高杉さん率いる鬼兵隊と攘夷時代か幼少期時代をやってほしいっす (2022年8月23日 8時) (レス) id: 527420b84e (このIDを非表示/違反報告)
噂のキャンディー(プロフ) - 更新頑張ってください! (2022年7月22日 14時) (レス) id: 97930f92c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:猫背のちょん | 作成日時:2022年4月11日 20時