3 ページ3
『パイモンー、まだ起きないの？』
「…」
朝ごはんを食べ終わった私はもう一度パイモンを起こしに行ったが、いつまでも寝ているパイモンに呆れて、一人で朝の散歩をしようと外に出た
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『…』
朝ごはん食べたものの、正直まだお腹が空いていた
『あ。そうだ。』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『こんにちは』
「あぁ、旅人か。何の用だ？」
『お腹空いたから、ご飯食べたいなぁーって』
「またか…座って待ってろ…」
『えへへ、ありがとう』
私は席に座って、楽しみにしながら待っていた
？「杏仁豆腐をひとつ頼もう」
後ろから聞こえた声は100％言笑に言っていて、私の危険レーダーがさっきから鳴り止まないのは後ろの人のせいだ
『…』
当たり前かのように魈は同じ席に座ってくる
『しょ、魈…』
「最近は全く会いに来なかったな」
『色んな任務とかあって…あはは…』
「そうか」
『でも璃月に来てから1番に会いたいと思ってたのは魈だよ、！』
「…ではお前があやつと会っているのは辻褄が合わないが」
”あやつ”というのは多分言笑のことだろう
魈が分かりやすく、言笑の背中をチラッと見た
『せ、！せっかく魈に会うんだから、杏仁豆腐を持っていこうと思ったんだよ。でも私もお腹すいちゃって…！』
息をするように嘘を吐く私だが、心の中では少し罪悪感もある
「…」
『ごめんね、』
私は魈を撫でて謝った。魈は照れくさそうな顔をするが、嫌そうには見えないので、撫でているが正直嫌だったらどうしようと焦ってしまう
顔を赤くしてそっぽ向かれた。これは許してくれたでいいのだろうか…
手をどけると、横から見てだが口をモゴモゴしていた
あ…やっぱり撫でられるの嫌じゃないんだ…
「はい、モラミートと、杏仁豆腐な」
『わ、美味しそう。いただきます！』
「…」
魈は私をジッと見つめるばかりで、杏仁豆腐に手をつけていなかった
『たべないの？』
「やる、今は腹が減ってない」
『そ、そうなんだ…』
頼んだ意味！
わざわざ言笑が作ってくれたから食べるけど！
「その代わり昼に我の分をお前が作れ」
『…』
今食べれないなら持って帰って昼に食べればいいのに。なんでわざわざ私に作らせるの…
もちろん顔には出さないが、心の中では文句を言っている
『おいしい…』
「…」
魈の視線が少し気になるけど、そんなこと言ったらまた面倒くさそうだからやめておこう
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 91人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もこ(プロフ) - 初コメ失礼します!私逆ハー大好物なので嬉しいです！原神のキャラ全員推しなので嬉しいです！更新頑張ってください！ (2023年5月3日 12時) (
レス) id: 3b02df20c8 (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - 続き待ってます！ (2023年1月24日 17時) (レス) @page9 id: 17169564a0 (このIDを非表示/違反報告)
ソラチカ(プロフ) - オlリlフlラlついてるので外したほうが良いですよ (2022年8月17日 7時) (レス) id: 8f425a656f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：猫背のちょん | 作成日時：2022年8月15日 17時
