梟谷高校の日常【ハイキュー】

手首からマンゴー出てきた♡ ページ32

早起きをして朝ごはんを仁花ちゃんと、潔子ちゃんの
三人でつくっていた



『え、いった』


持っていた包丁が音を立ててまた板へ落ちる


清水「Aちゃん？」


谷地「！！」


『あ、あはは…手首切っちゃった…』


清水「え！？すごい深い…、ちょっとまってて！
仁花ちゃん、A見ててくれる？」


谷地「は、はい！！」



手首を切ってしまった…。料理作る時に指切るのは分かるけど手首切ることなんてあんまりないからちょっと不思議…？



『え、なんか油みたいなの出てきた』


谷地「え、ど、どうしようとりあえずテッシュで抑えましょ！！！」


『仁花ちゃん…私…死ぬ…？』


谷地「ぇぇぇぇええ！？し、し、し、し、死なないでくださいいいい！！」


『やだああああ、死にたくないぃぃぃい！！』


清水「あの…」


『潔子ちゃｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞん”…』


谷地「Aさん死んじゃううう…」


清水「え…？」


『あぁ待って血がナイアガラの滝のようだあああぁぁぁぁぁ！！』









包帯をつけてもらった


『リスカみた((((』


谷地「Aさん大丈夫ですか…？！」


『うん…でも痛い…』


清水「あ、早く朝ごはんと昼ごはんの用意しないと！
仁花ちゃん作ろう」


『え…私は？』


谷地「あ、危ないので手動かしちゃだめです！」


『…いやまじでごめんね…』


黒尾「あのー」


『ﾊﾋｮﾝｯｯｯｯｯ』


黒尾「え？」


『び、びびった…もう！ちびるからやめろよ！』


赤葦「おはようございます」


『え、まだ6時だけど…もう起きたの』


二口「あんたの声が俺たちの部屋まで聞こえてたんスよ」


『え、そんなうるさかった？ごめん』


二口「むりでーす」


『なんだお前やんの…！
っ…、』


急に動いたから手に激痛が走って、私は座り込んでしまった


二口「はっ？なんであんた手首包帯してんだよ」


少し焦った様子で近づいてきた


『はぁっ…いった…』


二口「おい大丈夫かよ、いけるか？」

二口はしゃがみこんで
手首にゆっくり手をかぶせて、背中に手を置いてきた


『ちょ、大丈夫だって…！』


二口「大丈夫じゃねぇだろ」ｽﾞｲｯ


『っ！』


黒尾「おーっと？お二人さん距離近くないですかぁ〜？」


二口と私の顔の間に鉄朗が入ってきた


『わっ、びっくりした』


黒尾「二口くん、こいつはこんなんで倒れたりしませんから大丈夫ですよ。《俺が一番分かっているので！》」

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