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?「おぉ!A!!」
『…え?』
その部屋に居たのは、オレンジ髪の男
私が想像していたのと、遥かに違ったので少し驚いた。
て言うか、なんで私の名前を知ってるんだろう
『え、っと…家主さんですか…?』
?「ううん!家主じゃない!」
『そ、そうなんですか…え、っと…何処かで会いましたっけ…?』
?「うそぉ!Aは覚えてないのか!?」
『へ?』
?「日向翔陽!!Aの運命の人だよ!!」
『う、運命の人…?』
え?運命の人ってこの子?
日向「でもそっかー…Aは覚えてなかったのか〜…」
少し悲しそうに言った
でも、この人とは会った記憶が無い。
『茶色のミサンガ…』
日向「?」
『茶色のミサンガ付けてますか?!』
日向「え?つ、付けてるけど」
そう言って足首を見せてくれた。
そこには茶色のミサンガがつけてあった
『本当に運命の人…』
日向「?」
ガチャ
ドアが開いた。
?「何してんの?」
『え…?』
また知らない人が来た。
高身長でメガネ、結構イケメン…
?「Aは僕のなんだけど。」
『はっ?』
この人も私のことを知っているのだろうか。
日向「Aと俺は運命で結ばれている!」
?「それは僕だけど。」
え?どういう事?運命の人はこのオレンジ髪の子じゃないの?
『え、ちょ、あなたは誰なんですか…?』
?「はぁ…」
『…』
?「月島蛍。君と同い年だからタメ口ね、」
『え、っと…わ、分かった
それよりもさ、運命の人って言うのは…?』
月島「言った通り、僕が君の運命の人。」
『えでも、運命の人は日向だって…』
月島「嘘なんじゃない?」
日向「なんだと月島?!」
月島「でも、君の運命の人は僕だよ。ほら」
月島は腕をめくって、手首に掛かってあるミサンガを
見せてくれた。確かに茶色のミサンガだ
『茶色のミサンガ…!』
じゃ、じゃあ月島が運命の人だったってこと…?
?「まぁその話は後で、3階行くよ。みんな待ってる。」
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作者名:にらいだメポ | 作成日時:2021年4月10日 17時