告白 ページ33
兄ちゃんは、真田さんが迎えに来た
文句言ってたけど...無理矢理連れて帰られた
不二「...ねぇ、A」
『はい？』
クールダウンしてて、ドリンク飲んでたら不二先輩がいきなり言った
不二「僕と付き合わない？」
『ゲホッ..！？』
思わずむせたら、不二先輩は苦笑した
不二「真面目に言ってるんだけどな」
『いや..はぁ』
不二「好きだって事は伝わっても、ちゃんと言って無かったよね。付き合おうって」
今更？ねぇ、アンタ俺に何したか覚えてんの
不二「で」
『で..って？』
不二先輩は俺の前に立って、俺を見下ろす
開かれた瞳が俺を真っ直ぐ射抜いてた
夕日に反射して...かっこいいなぁって思った
不二「Yes or NO」
『...アンタ.....ずるい』
不二「なにが？」
ハイかイイエなんか、わかってる癖に
『お願いします...』
か細い声だったけど、不二先輩には届いてた
俺が言った瞬間、俺を抱きしめてきたから
不二「本当、可愛い」
『...うるせ』
────────────────────
全国大会に向けて練習を初めて何日か
越前「A！」
越前君とダブルス組んで練習みたいな遊びしてたら
『っし............あぁ！？』
ガットがブチ切れた
チャンスボールを叩けなくて越前君に怒られた
『はぁ..』
越前「変えのラケットは？」
『無いんだよね。俺..』
越前「菊丸先輩達待ってるんだけど」
『うーん..フレームで出来るかな』
越前「知らない」
ラケット取り替えの為にベンチで越前君と話してたら、いきなり目の前にラケットが出された
『！？』
驚いて差し出した人を見上げると、桃先輩だった
『あの..桃先輩？』
桃「ひとまず俺の貸してやるよ。幸村」
『えっ...でも、あの』
桃「良いから良いから！」
渋る俺に無理矢理ラケットを押し付けて桃先輩はランニングに消えた
『...越前君、ラケットきた』
越前「だね」
苦笑する越前君に笑って、コートに戻る
それからゲームは進んで6-3で負け
『はぁ...やっぱ強いや』
大石「ハハッ、幸村と越前はどっちも動きたがるからな」
大石副部長はそんなふうに笑ってたけど、
たしかに越前君とは合わないかも
お見合いだって多かったし
そんな事思いながらコートから出たら、頭にタオルが落ちてきた......いや、落とされた
言わずもがな不二先輩
不二「お疲れ様」
なんか笑いを堪えてる感じで言ってきた
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わーい - お話めっちゃ好きです。頑張ってください。 (2022年4月23日 22時) (
レス) id: 6bb1bb04aa (このIDを非表示/違反報告)
れれ - リクエストして良いですか？内容は『不二先輩の家にお泊まり』です！よろしくお願いします (2018年3月27日 15時) (レス) id: d4022c95cd (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - 漬物うまいさん» とてつもないお褒めの言葉ありがとうございます！頑張ります！ 具体的には、どういうシチュエーションがよろしいですか？ (2017年12月24日 8時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - Kanoさん» おぉ...それはありがとうございます！二人のバトルに乞うご期待(*・∀・*)ﾉ (2017年12月24日 8時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
漬物うまい - 不二先輩と男主のちょいエロって書けますか？ (2017年12月24日 6時) (レス) id: 4fe65bab45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風船ガム | 作成日時：2017年7月11日 20時
