溺れなよ...僕だけに ページ15
不二先輩に壁ドンされた
男ですけどって言ったけど、知ってるって
じゃあなんだ
不二「初めて部活に来た時...君、僕に声かけたよね」
『はぁ、まぁ』
不二「僕、嬉しかったよ」
『嬉し...は！？』
不二「一目惚れ」
『待って、不二先輩...話のみこめないっす』
不二「君に一目惚れしたんだよ」
『..』
不二「その目、口..手も」
不二先輩は俺をまじまじと見る
不二「可愛いよね、Aは...全部」
『あの』
喋るAの顔に触れる
...びっくりしないで、睨んできた
いいね..そそられる
そんな君を、崩せるのが僕だけってなれば
嬉しいな
『いい加減にして下さい』
不二「嫌だよ」
君の色々な顔が見たい
僕だけに..
すると、Aの携帯がなった
『...』
不二「悪い子だね、携帯持ってて...」
『そうですね、俺は悪い子です』
不二「いいよ、出ても」
Aの右手だけを離してやる
『両手離して下さいよ』
不二「そしたら逃げるでしょ？」
Aは不満そうに、電話に出た
『もしもし』
《A！お兄ちゃんだよ！！》
『うん、わかってる』
どうやら、相手は兄らしい
不二「...」
少し、いたずらしたくなった
だから、Aの首筋にキスしてみた
『！？』
不二「いいの、お兄さん」
電話口から、少し焦った声がする
《何かない？大丈夫？》
『......大丈夫』
そう、大丈夫なんだ
僕はAの手から携帯を取り上げて、切った
『あ！』
不二「ん？」
『なに勝手に』
その先の言葉は許さないよ
『んぅ...！』
Aの口を塞ぐ
まぁ、もちろん口で
Aは僕を叩く
仕方ないな..
不二「なに？」
少し離して、問いかける
『アンタっ..おかしいんじゃねぇの！』
不二「そうだね、おかしいかも」
顔は変わらず至近距離にある
それでもAは、僕を睨みつける
そんなの、そそられるだけなのにね
『本当』
不二「...そうしたのは、Aだよ」
『..』
ちょうどその時、チャイムがなった
あぁ...つまらない
終わっちゃった
不二「じゃあね、A」
僕はAを離して、教室に戻る
『...バッカじゃねぇ.』
後ろからそんな声が聞こえた
不二「僕に溺れさせてあげるよ..A」
絶対にね
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リクあれば嬉しいです(*´▽`)
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わーい - お話めっちゃ好きです。頑張ってください。 (2022年4月23日 22時) (
レス) id: 6bb1bb04aa (このIDを非表示/違反報告)
れれ - リクエストして良いですか？内容は『不二先輩の家にお泊まり』です！よろしくお願いします (2018年3月27日 15時) (レス) id: d4022c95cd (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - 漬物うまいさん» とてつもないお褒めの言葉ありがとうございます！頑張ります！ 具体的には、どういうシチュエーションがよろしいですか？ (2017年12月24日 8時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - Kanoさん» おぉ...それはありがとうございます！二人のバトルに乞うご期待(*・∀・*)ﾉ (2017年12月24日 8時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
漬物うまい - 不二先輩と男主のちょいエロって書けますか？ (2017年12月24日 6時) (レス) id: 4fe65bab45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風船ガム | 作成日時：2017年7月11日 20時
