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◇ ページ11
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帰り道も 、喋るけど 、どこか寂しそうなA
俺やって
俺やって 、
言いそうになるのを抑えて 、ふつうに話す
あっという間にAの家 。
「 じゃあ 、また明日 」
あ「 … りょお 、」
か細い声で 、俺の名前を呼んできた
「 … なん ？ 」
あ「 … 迷惑 、かけるって分かってるけど 」
「 うん 」
あ「 もう少し … 一緒にいたい 」
そんな 、潤んだ目で 、
弱々しい声で 、
そんなかわいいこと言われたら
… 我慢 、できひんやん
「 … もう 」
あ「 …っ 、う 、ん 、ごめん 、うそ
じゃあね … 」
「 … 待って 」ｷﾞｭｯ
あ「 … へ 、りょ 、お 、？ 」
「 … 俺だって 、まだ一緒おりたいし 」
あ「 … ん 」
頷くA
その顔を見ると 、目に涙が溜まってめっちゃうるうるしとる
もう 、どんだけかわいいん …
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作者名：りょん . | 作成日時：2015年8月3日 21時
