愉快な仲間たち３ (ページ35)

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笹山「行ってらっしゃいませ」

『行ってきまーす』

いつもと同じように車から降りて歩く

あ、そうだ今日慎ちゃんが同じタイミングで学校行くって言ってたっけ

....よし、ジュース買ってもらお

「Aちゃん今日も可愛い...」
「昨日休んで見れなかったから美しさ倍増」
「なんかAちゃん今日凄い早歩きじゃない？」
「そんな事より可愛い〜〜...」

もうちょっとで靴箱！ふふ、慎ちゃんまだ来なさそう

森本「おーい！」

『うわっ』

慎ちゃんが自転車でこっち来てる！

森本「宣言通りタイミングばっちりー、ってストップ！走るのはズルい！」

『あはは、教室入るまでにタッチ出来なかったらジュースでしょ！』

走りながら後ろを向いたら、慎ちゃんは慌てて自転車置き場に自転車をとめてる

その間に急いで靴を履き替える

急げ、急げ、慎ちゃん来ちゃう

森本「早っ！ジュースに命かけてんのか！」

3階まで遠いけどダッシュ！

階段を駆け上がって後ろを見たら、さっきより近くなってる慎ちゃん

『やばっ』

でももうちょっとで着くから大丈夫

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

『着いた！』

森本「間に合わなかったー！」

教室に入って立ち止まった瞬間慎ちゃんの右手が私の首に回る

『ふふ、ジュースジュース！』

森本「はいはい、約束だもんな」

そのまま首絞められるかなって思ったけど、すぐに離してくれて、2人で席に座る

『おはよう北斗くん、昨日休んでごめんね』

松村「うん大丈夫、朝から元気だね」

『慎ちゃんと昨日約束したの、教室入るまで私にタッチ出来なかったらジュースって』

森本「出来ると思ったのにな〜」

松村「楽しそうで何より」