愉快な仲間たち３ (ページ20)

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ジェシー「ねーA！今日歩いて帰ろーよ！」

『うんいいよ！』

Aは優しいから絶対いいよって言ってくれる

Aは止まってた車を帰らせて、俺は自転車を取りに行って2人で歩く

ジェシー「文化祭楽しみだね！」

『うん楽しみ、でも1日目ってここの生徒以外の人も来るでしょ？それが嫌なんだよね』

去年Aが文化祭を休んだ理由はこれ

体育祭はただ単に運動がめんどくさいってだけで休んでたけど！

ジェシー「だーいじょぶだって！俺らと回るし！」

『そーだよね！』

こんな事思っちゃうのはダメなんだろうけど、俺は今のAより、中一の頃のAの方が好き

もちろん今のAだって大好きだけど！親友って意味でね！

誰とでも仲良くしてたあの頃のAに戻らないかな、なんて思ってる

今のAになったのはAのせいじゃないし、原因も分かってるからあんまり言えないけどね

恋愛とかだってして欲しいな、なんて思っちゃったりして！

ジェシー「Aってさー、恋愛興味無いの？」

ちょっと勇気を出して聞いてみた

『恋愛？どうして？』

ジェシー「無いのかなーって思っただけ！」

『うーん、今が楽しいから、別にいいかな恋愛は』

ジェシー「ふーん」

『ジェスから聞いといて興味無いの？(笑)』

ジェシー「違う違う！興味あったよ！」

『ほんと〜？』

....気づいてんのかな、周りのAへの想い

ジェシー「じゃあさ、北斗に告白されたら付き合う？」

『へ？北斗くん？なんでなんで(笑)』

あ、気づいてないんだ、鈍感だもんな