episode.16 ページ17
先生「おい、そこの転入生」
翌日の昼休み、購買で本日の昼食を購入し教室へ向う途中職員室を通り過ぎると、後ろから資料を持った先生に声をかけられ振り返る。
先生「丁度いい所に。確か青部に入ったんだろ？この資料を資料室へ運べ」
「は、はぁ…」
青部関係ある？？？？？？？
なんでこんなに上から目線なんだろうこのモブ教師……
私はめんどくさいなーと思いつつも、先生に言われた通り大量のプリントやらを抱え資料室へと向かう。
にしても重い……重いし量が多くて前見えない
ふらふらするよーーーー
「わわっ……！」
私はふらふらと資料を落としそうになりながら、階段を曲がると横から急に人影が現れぶつかってしまいプリントを盛大にぶちまけてしまった。
「あたたた……ごめんなさ…げっ」
腰をさすりながら顔を上げると私を見下ろしている猿比古がいた。
猿「ﾁｯ……何やってんだ、馬鹿」
「あー……いやーなんか先生に資料室まで運べって言われたんだけど、量が多くて前見えなくてー」
猿「ﾁｯ……2回に分けて運べばいいだけだろ
「考えつかなかったというかめんどくさかったというかー…ははは…ごめんなさい。」
この顔完璧に私をバカにしているな。
私が苦笑いをしながらプリントを集め始めると猿比古も面倒くさそうに、一緒にプリントを集めてくれる。
「ふー。やっぱり量多いなー…猿比古に言われた通り半分おいてこよっかな！面倒くさいけど」
猿「わざわざ戻んのかよ……………貸せ」
猿比古はそういうと、拾い集めた資料を半分私の腕の中から持ってくれる。私はびっくりしてえっと声を漏らしながら猿比古を見上げる。
「えっ！持ってくれるの！？あ、ありがとっ」
猿「ﾁｯ……さっさと行くぞバカ」
「くっ……荷物を持ってくれることには感謝するけど、さっきからばかばか言い過ぎっ」
猿「本当の事だろ。」
いや、否定はできないかもしれないけど！！そんなに言わなくても！！
そんな言い合いをしながら、資料室に到着し猿比古から荷物を預かって私だけ中に入った。
お前が頼まれたんだから、お前だけで行け……だってさ
「失礼しますー…あのこれ頼まれて持ってきた資料なんですけどー」
資料室へ入るとさっきに私に運ぶよう言った先生が中で端末をいじって待っていた。
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雪音(プロフ) - 19話が公開されてません (2018年11月10日 20時) (
レス) id: 979dd6f378 (このIDを非表示/違反報告)
にお。(プロフ) - 雪音さん» ありがとうございますm(_ _"m)pPASS：sarumi1107になります！ (2018年11月5日 20時) (レス) id: 511a31e803 (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - うさぎさんの贈り物に不器用な甘いお返しを のパスワードを教えてください！ (2018年11月5日 19時) (レス) id: 979dd6f378 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にお。 | 作成日時：2018年11月4日 22時
