検索窓
今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:2,531 hit

episode.14 ページ14

「...ここが資料室だ。必要な資料があるときは探せ。他にも専用の調理室、シャワー室――...」

「ん?ん?ん?ちょっと待って!早い早い早い」

私が話を途中で中断させると面倒くさそう舌打ちを大きめにして私の顔をみた。

猿「チッ...なんだ」

「あー、ん?資料室とシャワー室と?」

「調理室だ...お前、ちゃんと聞いてんだろうな?」

「聞いてる聞いてる!けど、こー...広すぎて?」

「チッ...こんなのも覚えらんねぇのかよ」

そこ。聞こえてるよ。悪口は聞こえないように言うものだからね?!

「もう覚えましたぁー大丈夫ですー(たぶん)」

私は意地を張ってばかにしたようにべーっと舌を出してふいっとそっぽをむく。

「はぁ...案内は終わりだ。戻るぞ」

「はーい」

私はため息を疲れたことにむっとして、猿比古に間違って(笑)当てようと小石を蹴飛ばすが外れてしまい、さらにむっとしてついて行った。

私はとことこと猿比古の後ろを歩いていた。

黙ってるのなれないなー。なんな聞いてみようかな?

「とりあえず、自己紹介的なのします?これから一応一緒にいるわけだし」

「チッ...やらねーよ。」

「じゃあなんか私から聞くねー。えーっとー...猿比古の好きな食べものは?」

「...人の話聞いてなかったのか?やらねーって言っただろ」

「なんか好き嫌い多そうだよねー。お肉は大丈夫そう!野菜は?嫌いなものある?」

私が無視してガンガン聞いていくと伏見さんはすごい不機嫌な顔で舌打ちをかましてきたが、すごくめんどくさそうな顔をしながらため息交じりに答えてくれた。

「...もうめんどくせぇ...」

「好きなものなら何でもいいよーなにか教えて!」

「チッ…ねーよ」

「はい?」

「好きなものなんかねぇよ。…もういいだろ。さっさと行くぞ」

猿比古はそう言って適当に答えまっすぐ前を見ながらすたすた歩いて行ってしまう。このコミュ障の私がせっかく話しかけたというのにこの反応はないだろこのやろう。

やれやれ。まあ、男の子はいつまでたっても子供っていうしね

私が大人になってやりますか

それにしても、好きなものがないって………いやでもさすがに一つくらいは…


---------------------

すみません。「」の前に名前を打つことに慣れていないので

面倒になっちゃったので、これから省きます💔

猿比古誕生日おめでとう!(イラストあり苦手な方は飛ばしてください!)→←episode.12



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
10人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

雪音(プロフ) - 19話が公開されてません (2018年11月10日 20時) (レス) id: 979dd6f378 (このIDを非表示/違反報告)
にお。(プロフ) - 雪音さん» ありがとうございますm(_ _"m)pPASS:sarumi1107になります! (2018年11月5日 20時) (レス) id: 511a31e803 (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - うさぎさんの贈り物に不器用な甘いお返しを のパスワードを教えてください! (2018年11月5日 19時) (レス) id: 979dd6f378 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:にお。 | 作成日時:2018年11月4日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。