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「 えっ、しんたろ…相田ちゃん、！？ 」
「 え、樹！？何やってんの！？ 」
「 いや見りゃ分かるだろ、バイトだよ 」
「 ばいとぉ！？…あっ、北斗が此処知ってたのってそういう事か！！ 」
田中くんと北斗くんが繋がりあるのは知ってたけど、そっか、慎太郎くんとも仲良いんだ。
「 あれ、北斗居たんだ？ 」なんてサラッと言う田中くんに一瞬ドキリとしたけど、何言ってんだって返す北斗くんは普通に笑ってて、そういうノリが通じる仲なんだとホッとする。
「 てかそれよりも俺は相田ちゃんがコイツらと面識あったことにびっくりしてんだけど！ 」
「 え、Aちゃんと樹仲良いの？？ 」
「 田中くんとは高校が一緒だったから 」
「 えぇ！世間って狭いね！ 」
慎太郎くんのあっけらかんとした返答にふは、と笑った田中くんから飛び出したのは、「 で、これはどういう集まり？ 」ってまさに答えにくい質問。
音ちゃんの前で慎太郎くんの恋の為なんて言えないし、どうしようと思っていたら真っ先に口を開いたのは北斗くん。
「 慎太郎と高原さんが仲良くて、高原さんとAが仲良くて、Aと俺が仲良くて、 」
「 速っ、分かんねぇって！ 」
「 …まぁ、とにかく各々繋がりがあってこのメンバーになったって感じ 」
ふぅん、って相槌を打った田中くんに、慎太郎くんは少し安心している様で。北斗くんナイスだなぁと思っていると、田中くんが音ちゃんに目を向けた。
「 高原さんって下の名前、音？ 」
「 え？うん、そうだけど。何で知ってるの？ 」
「 んー？いつもしんたろ「 あぁあ！！ 」…っふ、笑 」
「 え、慎太郎どうしたの急に 」
「 いや、あれ、高校一緒だったって話しただけ！！ね、ねっ、樹！ 」
怪訝そうな顔をする音ちゃんに必死の弁明をする慎太郎くん。それを眺めてる田中くんはどう見ても笑いが堪え切れていない。
この人、全部分かっててわざと口にしたんだな。
ちょっと意地悪な所も変わってないんだなぁと思っていると、バシッと音がして、田中くんの頭にメニュー表。
頭を押さえた彼の後ろから見えた姿に、息が止まる。
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鳰(プロフ) - akikumaさん» 嬉しいコメント、有難うございます。大好きだなんて、恐縮です……。不器用な恋模様をダラダラと書いてしまっていますが、もう少しだけ引っ張ります。どうか最後まで楽しんで頂けますように😌 (4月25日 16時) (
レス) id: 1722422845 (このIDを非表示/違反報告)
akikuma(プロフ) - 大好きな作品です！読んでてとても切なくなります🥺続き楽しみにしています！ (4月23日 1時) (レス) @page50 id: 5677edd0e4 (このIDを非表示/違反報告)
鳰(プロフ) - ごましおさん» 暖かいコメント、有難うございます。前にも読んで下さっていたんですね、また出会えて凄く嬉しいです。自分なりのペースにはなりますが、今回は最後まで書き切るつもりですので、お付き合い頂けましたら幸いです。 (1月30日 0時) (レス) id: 348ed03cac (このIDを非表示/違反報告)
ごましお(プロフ) - 前回書かれてたときからこの話が大好きだったので再掲してくださって本当に嬉しいです(T-T)これからも楽しみにしてます…！ (1月24日 10時) (レス) @page22 id: 4d6203abd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鳰 | 作成日時：2023年12月17日 15時
