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「 次俺買いに行ってくる 」
「 うい〜 」
「 私トイレ行ってくる〜、Aと慎太郎、荷物番よろしく！ 」
「 はーい 」
私と音ちゃんはナポリタン、森本くんは大盛り焼きそばを買って、荷物番をしていた北斗くんと入れ替わる。
音ちゃんが居なくなって森本くんと二人テーブルに着いた所で、今日ほんと有難うね、って森本くんが笑って言った。
「 俺とそこまで面識あった訳でも無かったのに、手伝わせる形になって申し訳なくて、 」
「 え、いや全然。むしろ、折角お手伝いに来たのに何も出来てない気がする… 」
「 え！そんな事ないよ？？今日めちゃくちゃ楽しいし、音とこうやって出掛けてるって事だけで嬉しいし！ 」
ニコニコ、笑顔を浮かべたままの森本くんの言葉は、あぁ、本当に心の底からそう思ってるんだなぁって伝わってくるもので、改めて良い人だなぁとしみじみ。
それから、やっぱり音ちゃんと森本くんが上手くいけばいいなって思った。だって森本くんだったら、音ちゃんの事大切にしてくれるって目に見えて分かるから。
「 ねぇ相田さんはさ。あ！相田さんって呼び方他人行儀だからAちゃんって呼んでもいい？？ 」
「 え？あぁ、良いよ笑 」
「 俺の事も苗字呼びじゃなくていいから！ 」
森本くん、もとい、慎太郎くんは、時々話が急展開するみたい。それを私が指摘すると、昔からの癖だよねって音ちゃんが笑っていた。
「 慎太郎くん、さっき何か言いかけてなかった？ 」
「 ん？？ 」
モグモグと口一杯の焼きそばを飲み込んで、あ！そうだった！って慎太郎くんが声を上げる。
やっぱり忘れてたんだねって笑う私に、慎太郎くんが言ったのは思いもよらぬ事で。
「 あのさ、Aちゃんって、北斗と良い感じなの？ 」
「 …えっ、！ 」
違うよ、と慌てて首を横に振る。
良い感じ、って、そう見えてしまう様な距離感だったのかな。そんな勘違い迄されるとか、流石に北斗くんに迷惑掛けすぎだ。
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鳰(プロフ) - akikumaさん» 嬉しいコメント、有難うございます。大好きだなんて、恐縮です……。不器用な恋模様をダラダラと書いてしまっていますが、もう少しだけ引っ張ります。どうか最後まで楽しんで頂けますように😌 (4月25日 16時) (
レス) id: 1722422845 (このIDを非表示/違反報告)
akikuma(プロフ) - 大好きな作品です！読んでてとても切なくなります🥺続き楽しみにしています！ (4月23日 1時) (レス) @page50 id: 5677edd0e4 (このIDを非表示/違反報告)
鳰(プロフ) - ごましおさん» 暖かいコメント、有難うございます。前にも読んで下さっていたんですね、また出会えて凄く嬉しいです。自分なりのペースにはなりますが、今回は最後まで書き切るつもりですので、お付き合い頂けましたら幸いです。 (1月30日 0時) (レス) id: 348ed03cac (このIDを非表示/違反報告)
ごましお(プロフ) - 前回書かれてたときからこの話が大好きだったので再掲してくださって本当に嬉しいです(T-T)これからも楽しみにしてます…！ (1月24日 10時) (レス) @page22 id: 4d6203abd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鳰 | 作成日時：2023年12月17日 15時
