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そういえば、松村くんが家の近くまで送ってくれたよ
北斗 ?
うん
大我くんと同じ学部で、よく一緒に居るって聞いた
優しいお友達だね
冷静になって考えたら、何でこんな事を送ってしまったんだろうと思う。……大我くんに、嫉妬して欲しかった？それで、安心しようとしたのかな、馬鹿だな。
既読は付いているのに、何時まで経っても返事は来ない。よく分からない感情で、勢いの侭送ったメッセージを見ては、後悔することしか出来なかった。
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「 あれ？え、相田ちゃん？ 」
結局、ちゃんと話そうって言い出せないまま、次に大我くんと顔を合わせたのは、それから三日程経った頃だった。
たまには食堂でご飯でも食べようかなって構内を歩いていたら、聞き覚えのある声に名前を呼ばれて振り向く。
私の顔を見てパァッと顔を明るくするピンク色と、そっぽを向いたままの金色。
「 やっぱ相田ちゃんじゃん！！俺の事覚えてる？高校一緒だったんだけど！ 」
「 …、田中くん、だよね？ 」
田中樹くん。
同じ高校で、彼の存在を知らない人なんて居なかったと思う。男女問わず、学年問わず。良い意味でも悪い意味でもよく目立つ、人気者の男の子だった。
「 そう！良かった〜委員会でしか関わり無かったから忘れられてっかなぁって思ったけど 」
「 流石に忘れないよ、田中くんいつも遅刻してきてたし 」
「 んは、俺そんな不名誉な覚えられ方されてんの？笑 」
それもあるし、単純に、大我くんと凄く仲が良かったから。だから忘れる訳が無い。
田中くんこそ私の事よく覚えてるね、そう言うと、相田ちゃんみたいな可愛い子の事忘れる訳無いじゃん？って。
…あ、懐かしい、この感じ。田中くん、会う度かわいーねって褒めてくれてたんだった。変わらずチャラいんだな。
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鳰(プロフ) - akikumaさん» 嬉しいコメント、有難うございます。大好きだなんて、恐縮です……。不器用な恋模様をダラダラと書いてしまっていますが、もう少しだけ引っ張ります。どうか最後まで楽しんで頂けますように😌 (4月25日 16時) (
レス) id: 1722422845 (このIDを非表示/違反報告)
akikuma(プロフ) - 大好きな作品です！読んでてとても切なくなります🥺続き楽しみにしています！ (4月23日 1時) (レス) @page50 id: 5677edd0e4 (このIDを非表示/違反報告)
鳰(プロフ) - ごましおさん» 暖かいコメント、有難うございます。前にも読んで下さっていたんですね、また出会えて凄く嬉しいです。自分なりのペースにはなりますが、今回は最後まで書き切るつもりですので、お付き合い頂けましたら幸いです。 (1月30日 0時) (レス) id: 348ed03cac (このIDを非表示/違反報告)
ごましお(プロフ) - 前回書かれてたときからこの話が大好きだったので再掲してくださって本当に嬉しいです(T-T)これからも楽しみにしてます…！ (1月24日 10時) (レス) @page22 id: 4d6203abd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鳰 | 作成日時：2023年12月17日 15時
