検索窓
今日:5 hit、昨日:17 hit、合計:19,352 hit

5話 ページ6

「私も男の子で皆と同じクラスだったら良かったのになって…」

数馬「春華…」



こんな重い話しして皆を困らせたい訳じゃないのに、駄目だなぁ…




左門「春華!顔を上げろ!」


左門に言われて少し顔を上げる



左門「僕は春華の笑ってる顔が好きだ!だからそんな顔をするな!」

「…へっ?」


いきなりの告白かと思いマヌケな声を出してしまった

勿論周りも驚いている


左門「他人が苦手だからなんだ!春華には他に長所があるだろう!」

「長所…?」

三之助「例えば真面目」

数馬「薬草に詳しい」

藤内「優しい」

作兵衛「後輩思いで面倒見が良い」

孫兵「それに動物好きで毒蛇のジュンコとも仲がいい!」


皆それぞれ私の長所を上げてくれる



作兵衛「唯一の欠点がそのビビりで弱虫ですぐ逃げる所だよな」

数馬「けど心を開くと人懐っこくて可愛いよね」

三之助「懐く前は猫だけど懐いたら犬みたいな?」

藤内「しかも小型犬笑」

「こ、小型犬って…」



何か好き放題言われてる気がするけど否定は出来ない…


左門「やっと元気が出たか!」

孫兵「さっきより顔色も良くなったよ?」

「皆…有難う笑 さっきより元気でたかも」



にへって笑うと皆も安心したのか笑ってくれた



作兵衛「じゃあそろそろ行くか」

孫兵「午後の授業の用意しなきゃね」

「そうだね、私も行かなきゃ」



皆立ち上がり、食器を返し食堂を出る


「じゃあ私こっちだから」

藤内「おう、またな」

孫兵「午後の授業頑張って」

「うん、皆も頑張ってね」



皆と別れくノ一の教室に戻る

自分の席を見るとさっき貸していたプリントがあった


(一言くらい言ってくれればいいのに…)


なんて思いながらプリントを仕舞い午後の授業の用意をする


(確か校門前集合だった…)




校門前に来たら既に若いシナ先生がいて他の生徒は居なかった



シナ先生「あら春華さんが1番ね、他の子は?」

「教室にも居なくて分かりません」

シナ先生「そう、他の子とは上手くやれてる?」

「…そこそこ、ですかね」

シナ先生「別に特別仲良くしろとは言わないけど、3年生は人数少ないから付き合いは気をつけないとね?」

「はい…」



シナ先生は偶にこうやって話してくれる、私を気にしてくれてるか分からないけど3年生の様子を聞いてくる


モブ1「すみませ〜ん、遅くなりました〜」

シナ先生「それでは行きましょうか」

6話(軽く生理ネタ入ります)→←4話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.8/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
24人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

雪華(プロフ) - ゆっちさん…コメント有難うございます!頑張りたいと思います笑 (2019年9月19日 17時) (レス) id: 917edc326a (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち(プロフ) - 今日は!作品毎日楽しみにしてます!更新頑張ってください!私も小説3作品書いているのでもし良ければ見に来てください! (2019年9月19日 12時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:雪華 | 作成日時:2019年7月17日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。