46話 ページ49
土井先生「火器類の武器は使用は禁止とする、開始合図は狼煙を上げるから注意してみる事、紅羽は最初Bチームからスタートとする、質問がなければお互いスタート地点に行くように」
先生達の説明が終わり先輩達はスタート地点に進む
私も伊作先輩の後を追いかけようとした時土井先生に呼び止められてサッと振り返る
土井先生「本当に大丈夫か？無理してないか？」
「だ、大丈夫です、少し緊張してますが…」
土井先生「いいか紅羽、よーく聞け」
と先生が小声で耳打ちする、言い終えるといつもの優しい笑顔で
土井先生「頑張ってきなさい」
と言ってくれた
私もつられて笑顔で返事をして先輩たちの後を追った
伊作「それで、どうしよっか」
食満「相手が相手だしなぁ…」
兵助「一筋縄ではいかないですね…」
伊作「取り敢えず春華を最優先しよう、丁度6人居るから3人ずつに分けて…」
話し合いの結果、木の上から相手を見張る3人と地上で守る3人に分かれることになった
兵助「で、どう分けますか？」
伊作「うん、独断で動ける人達を下にしようと思うんだけど…」
竹谷「…あの、俺を下にしてもらえませんか？」
食満「竹谷か…どーする？」
長次「竹谷は体力もあり独自で行動出来る…万が一小平太や文次郎が来ても対応出来るだろう…」
伊作「そうだね、それに竹谷なら安心して春華を任せられるし、後2人は…」
兵助「善法寺先輩と俺は駄目ですか？雷蔵は自分で行動するのが苦手だし、同じ委員会の中在家先輩と指示が出来る食満先輩が居れば大丈夫だと思うんですけど、あと…」
久々知先輩がテキパキと話を進める
そう言えば藤内が『久々知先輩は〜！』って自慢げに話してたのを覚えてる
確かに六年生に意見を言えるのは凄いと思う、私だったら怖気づいて言えないよ
伊作「じゃあまとめると…」
地上護衛…伊作、竹谷、久々知
木の上…留三郎、長次、雷蔵
伊作「それで行こ…「どこに行くんだ？」だから…っ！？」
小平太「訓練はとっくのとうに始まってるぞ！」
いつの間にか居た七松先輩はいつもの笑顔で言い放つと素早い行動で私の事を持ち上げていた、勿論私はこの状況に頭が落ち着いてない
小平太「じゃなあ！」
「えっ！？せ、せんぱっ！！」
七松先輩は煙玉を投げその場を去った
以上が今までの状況です汗
それで今私はAチームの皆さんと一緒にBチームを見張ってる所です
仙蔵「でも、このままゴールしても面白くない」
と寒気がする位の笑顔で私を見つめた
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雪華(プロフ) - ゆっちさん…コメント有難うございます！頑張りたいと思います笑 (2019年9月19日 17時) (
レス) id: 917edc326a (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち(プロフ) - 今日は！作品毎日楽しみにしてます！更新頑張ってください！私も小説３作品書いているのでもし良ければ見に来てください！ (2019年9月19日 12時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪華 | 作成日時：2019年7月17日 16時
