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38話 ページ41

「………」

孫兵「でさって春華?聞いてる?」

「へっ、え、あ、ご、ごめん!ぼーっとしちゃった」

孫兵「大丈夫?最近ずっとそんな感じだよ?」

「だ、大丈夫だよ!」


あの日、朱音ちゃんに言われて事が頭から離れないでいる

結局あの日は夜ご飯は食べれなくずっと部屋に居た


(ぅ…だ、駄目だっ…考えるな!!)


そう思い授業を受けるもやっぱ考えてしまい中々授業に集中出来ない


「はぁ…」

朱音「中々に参ってじゃん」

「朱音ちゃん…」

朱音「もういっその事告白すれば?見てるだけでじれったい」

「む、無理だよっっ!!こ、告白なんて…そんな勇気無いよ」

朱音「まっ、どーするかアンタの勝手だけど、ガンバレ」

「っぅ、うん…」



そう告白は無理なんです…というかその、い、意識してから話しかけるのもき、緊張して話しかけれなくて…


「はぁ…」

伊作「最近溜息多いけど何かあった?」

「い、いえ!?な、何も無いですっ!!」


そうだ、今は委員会だった、集中しなきゃ「善法寺先輩は居ますか!?」


ガラガラと扉を開けたのは忍たま五年の不破?鉢屋?先輩だ


伊作「どうかしたの?」

雷蔵「た、竹谷が木から落ちてっ!」

竹谷「だ、大丈夫だって雷蔵苦笑 三郎も運んでくれて有難うな」

鉢屋「良いって、ほら後は先輩達に任せるぞ、雷蔵も戻るぞ、お騒がせしました」


と不破先輩と鉢屋先輩は保健室を去っていった


竹谷「いや、実習中に木から落ちて足を挫きました」

伊作「取りあえず足に包帯撒くね、春華は腕の切り傷を見てくれ」

「わ、分かりました!」


塗り薬を持って竹谷先輩の近くに寄る


「し、失礼しますっ」


腕をよく見るとあちらこちらに切り傷や打ち身の跡がある


「い、痛くないですか?」

竹谷「ん?あぁ大丈夫だ笑 切り傷はしょっちゅう作ってるからな」

伊作「こっちとしては作らないで欲しいけどね汗」

竹谷「あはは苦笑」

「…あ、あのっ!」

竹谷「ん?どうかしたか?」

「え、あ、いや…先輩が怪我しても私がっ、手当しますからっ…」


・・・ん、私今なんて…自分が言ったことを思い返す


「っ!?あ、そ、そうじゃなくてっ!? お、おしぼり貰ってきますっっ!!」



バッと立ち上がりその場を後にする



(わ、私何言ってっっ…あぁぁもう!)


暫く顔の熱は収まらなかった




〜保健室〜

伊作/竹谷『ポカーン』

竹谷「えっと…今のって…?」

伊作「気にしなくて良いんじゃないかな?」

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雪華(プロフ) - ゆっちさん…コメント有難うございます!頑張りたいと思います笑 (2019年9月19日 17時) (レス) id: 917edc326a (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち(プロフ) - 今日は!作品毎日楽しみにしてます!更新頑張ってください!私も小説3作品書いているのでもし良ければ見に来てください! (2019年9月19日 12時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪華 | 作成日時:2019年7月17日 16時

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