20話 ページ21
春華のいきなりの決断に戸惑う作兵衛と藤内
二人は顔を見合わせふぅと溜息を吐き
藤内「春華が決めたなら仕方ないか、なぁ作兵衛」
作兵衛「…無理はすんなよ、良いか絶対だからな!」
「うんっ、有難う皆!」
その後は皆で大盛りのご飯を食べそれぞれの部屋に戻った
私は寝る準備をしながら明日の事を考えてた
(明日朱音ちゃんと話そう、大丈夫、ちゃんと話して許してもらおう)
と考えながら布団に横になり目を閉じた
朝になりパッと目が覚めた
手際よく布団を片付け忘れ物がないか確認して食堂に行く前に
「ゆきおはよ、久しぶりだね」
動物小屋に来ていた
昨日の夜ご飯の時孫兵に
『春華に懐いてる子うさぎがね、順調に成長してるんだけど少し寂しそうで、だから明日会いに行ってあげて欲しい』
とお願いされ、私も行きたかったから丁度良かった
静かに中に入りゆきを抱き上げると顔をじーっと見つめてくる
「…あのね私ね、同じクラスの子に嫌われるような事しちゃって…作兵衛とか数馬とか藤内、皆に心配かけちゃって、折角こんな自分変えたいって思ったのに…でも頑張って話してみようと思う、だから…」
ゆきは応援してくれる?なんて思ったら私の考えが分かったように顏を近づけ擦り付けてきた
「ゆき…有難う笑 私頑張るから、じゃあまた後でね」
私はゆきを下ろし動物小屋を出た
孫兵「あ!春華!」
食堂に着くと皆がもう椅子に座っていた
私は朝ご飯を受け取り皆の所へ行き座る
「おはよう、皆早いね」
藤内「いつも通りじゃないか?」
三之助「それより春華なんか良い事あった?」
数馬「良い夢見たの?」
「ううん笑 食堂に来る前動物小屋に寄って来たんだ」
孫兵「ゆきに会いに行ってきたの?」
作兵衛「ゆきって確か春華に懐いてるっていう兎だよな?」
「うん、久々に会いに行ってきたんだけど元気そうで良かった」
左門「それは良かった!」
数馬「そろそろ行かないと時間危ないよ汗」
「ほんとだ汗 今日はお昼一緒に食べられるかな?」
孫兵「僕は大丈夫だよ」
作兵衛「俺らも大丈夫だよな?」
三之助「うん」
左門「数馬たちは?」
数馬「僕は委員会で少し遅れるかも」
藤内「じゃあ俺も付き合うよ」
「そっか、じゃあ出来たら皆でご飯食べようね」
皆『うん!/おう!』
食堂を出てお昼の約束を交わしてそれぞれの教室に向かう
24人がお気に入り
「忍たま」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪華(プロフ) - ゆっちさん…コメント有難うございます!頑張りたいと思います笑 (2019年9月19日 17時) (レス) id: 917edc326a (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち(プロフ) - 今日は!作品毎日楽しみにしてます!更新頑張ってください!私も小説3作品書いているのでもし良ければ見に来てください! (2019年9月19日 12時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雪華 | 作成日時:2019年7月17日 16時