12話 ページ13
竹谷先輩が子うさぎにそう聞くと返事をするかの様に体を私に擦り付けてくる
竹谷「うし！じゃあ決まりだ！何か良い名前思い付かないか？」
「え…うーん…」
折角だからちゃんとした名前を付けたいけど…このこの見た目は白くて丸くてふわふわしてて…
「ゆき…この子の名前、幸にします『幸』って書いて『ゆき』です…安直過ぎますか？」
竹谷「ゆきか…良いんじゃないか！『幸」って書いてゆき！これから宜しくな〜！」
と言って先輩はゆきを抱き上げ、ゆきも嬉しそうに目を細めた
その後はご飯を上げたり水を上げたりと楽しい時間を過ごした
「あっご飯の時間！竹谷先輩すみません汗 孫兵達と待ち合わせしてて汗」
竹谷「もうそんな時間か…よし、じゃあまた後でな〜」
先輩はゆきを下ろし立ち上がり動物小屋の鍵を閉め
竹谷「んじゃ行くか！」
「は、はい！」
一緒に食堂に向かう事になった
孫兵「あ、春華来たよ」
「ごめん、遅くなっちゃった汗」
数馬「大丈夫だよって竹谷先輩！おはようございます」
竹谷「おう！あれ、いつもより少ないな」
孫兵「ろ組の3人は朝から体育なので早めに朝ご飯を食べて授業の用意に行きました」
数馬「藤内は斜堂先生に呼ばれて後から来ます、先輩も一緒に食べませんか？」
竹谷「んー、一緒に食べたいんだが…」
勘右衛門「あー！竹谷居た！」
兵助「三郎〜雷蔵〜、竹谷居たよー」
雷蔵「ほんと！？探しちゃったよ、ねぇ三郎？」
三郎「朝から騒がせやがって…」
竹谷「いやぁ悪い悪い苦笑 って事で誘ってくれたのに悪いな汗」
「い、いえ…じ、じゃあ私達も食べよっか」
数馬「だね、先輩達失礼します」
ぺこりと礼をして席に座る
竹谷「…」
雷蔵「竹谷、良かったの？」
竹谷「何が？」
雷蔵「あの子達の誘い断って」
竹谷「え、あぁ苦笑 元々皆と食べるって話だったし仕方ないさ、ほら俺達も席座るぞ」
雷蔵「う、うん」
孫兵「春華、今日も動物小屋行ってきたの？」
「うん、目が覚めちゃって」
数馬「でも竹谷先輩と話すようになってから春華なんか楽しそうだよね」
「へっ？」
数馬「元気になってきてるって感じするよ」
孫兵「確かに、前より笑う数が多くなった！先輩と何かあったの？」
「へっ！？な、ないよ笑 そ、それよりはやく食べよ！」
先輩とは少しだけ話すようになってきてるだけ、それだけ…
なのに、何でモヤってするんだろ
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雪華(プロフ) - ゆっちさん…コメント有難うございます！頑張りたいと思います笑 (2019年9月19日 17時) (
レス) id: 917edc326a (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち(プロフ) - 今日は！作品毎日楽しみにしてます！更新頑張ってください！私も小説３作品書いているのでもし良ければ見に来てください！ (2019年9月19日 12時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪華 | 作成日時：2019年7月17日 16時
