┗終 ページ6
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雑渡｢想いあったって聞いたよ。おめでとう。｣
『…ありがとうございます。』
雑渡｢何か言いたげだね。｣
『雑渡さんに乗せられた気がして複雑なんです。でもお礼は言っておきます。』
雑渡｢素直じゃないなあ。｣
『伊作くんは？』
雑渡｢あら名前で呼ぶように、ってそんな睨まないでよ。伊作くんは遅れてくるよ。なんせこの前仕事放って、学園に行っちゃったわけだし。｣
『あなたが発破をかけたからでしょう。』
その会話の応酬を見つめる3人
左近｢伊作先輩と付き合い始めたんですか？｣
数馬｢3人には教えてなかったんですか？｣
『あ、えっと、うん。聞かれてもないのに言うのもなって…。』
乱太郎｢教えてくださいよ！ずっと、いつになったらくっつくのかなって思ってたんですから！｣
伏木蔵｢そうですよー。ただでさえ2人とも頑固なのに、伊作先輩がここに来てくれたこと自体奇跡ですよ。｣
雑渡｢私の努力の賜物だね。｣
伏木蔵｢さすがです。｣
伏木蔵はパチパチと柏手を打つ
2人仲良く楽しそうに茶番をしている
左近｢これが知れ渡ったら、またひと騒動起きるなあ…。｣
数馬｢そうだね。6年が早とちりしないよう気をつけないと。｣
彼女が伊作と付き合い始めたということは、学園を辞めてタソガレドキに行く可能性もあるという事だ
それはないと思うが勘違いする人もいるだろうそう予測した2人に雑渡は爆弾を投下した
雑渡｢あ、そうそう、ものは相談なんだけど、Aちゃんウチに来ない？｣
伏木蔵｢いくら雑渡さんでもAさんは渡しませんよ？｣
数馬｢スカウトなんてするなら僕達だって黙ってないですから。｣
ニコリと黒い笑みを向ける忍たま達
『私の居場所はここですから、お断りします。』
彼女も嬉しそうに笑った
雑渡｢残念だ。伊作くんもそう思うよね？｣
伊作｢僕が居ない時に何勝手なこと話してるんですか。｣
トンっと伊作は下に降り立った
なぜ入口から入ってこないのかは謎だ
伊作｢僕が会いに行けば良いことですし、Aをここから連れ去ろうものなら、忍たまが攻め入って来ますよ。｣
雑渡｢あらら、それは怖い。｣
伊作｢休みを貰いますね。A行こう。｣
『はい！じゃあ、皆また後でね。』
2人は手を取って保健室から出る
幸せそうな2人の背を見ながら、残された彼らは2人の話に花を咲かせ始めたのだった
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澄香 - 完結おめでとうございます！結構前の作品ですが、、、とても素敵な作品でした！ (2月3日 20時) (
レス) @page21 id: 3292c399a2 (このIDを非表示/違反報告)
スイちゃんですよ〜☆ - 完結おめです!!!!リーヴル様の他の作品を見てきます(^^ω) (2023年1月24日 18時) (レス) id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
まんじゅうDX - 結構前の作品ですが, 完結おめでとうございます。読んでしまったら読む手が止まらなくなる,そんな心惹かれる素敵な作品でした。キャラ達の夢主への心情の変化や夢主の心の変化が少しづつ変わっていくのがとても面白かったです。本当にありがとうございました！！ (2022年8月11日 0時) (レス) @page21 id: b43443e8a9 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - 最高に面白かったですし、めちゃくちゃ泣きました。本当に素敵な作品でした。完結、寂しいですがこれからも頑張ってください！本当にありがとうございました！ (2022年1月19日 18時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - 本当に面白かったです！何で今まで気づかなかったんだろう、と思うくらいの傑作です。オチが多数あったり、作中に伏線を入れていたりと工夫がされていて、読みごたえがありました。最高の作品をありがとうございました！ (2021年12月15日 18時) (レス) @page21 id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リーヴル | 作成日時：2021年3月24日 1時
