50.リストラ ページ6
吉野「篠原くん、明日から事務の仕事はお休みとします。」
突如告げられたその言葉に衝撃を受ける
何かやらかした?え、まさかクビ?
『わ、私何かやりましたか。クビですか?!リストラですか?!事務員として置いてもらっているのに、その仕事がクビ…はっ、まさかもう用済み…。』
自分で言っといてすごく傷ついた
顔から血の気が引くのが分かる
吉野「はあ…何を勘違いしているか知りませんが、クビになんてしませんよ。事務の仕事はと言ったでしょう。それに9日間だけです。」
クビじゃないと聞いて安心する
それにしても9日間…?随分と中途半端な数字だな
『事務の仕事ではなく何をすれば良いんですか?』
吉野「9日間は、日替わりで9つある委員会のお手伝いをお願いします。」
『…は…はい?!』
吉野「こちらとしては断りたい話ですが、事務の仕事での評判を聞いた委員会顧問の先生方が手伝いとして貸してくれと言ってきたんです。」
『どんな評判…。』
秀作「僕のドジが未然に防がれて、仕事の効率も上がったっていう評判だよー。」
『ああ、なるほど。』
吉野「というわけで、今日は仕事を終えたら一年は組に行ってください。」
なぜ一年は組…?
あれてか私の意思は?いや仕事だしやるけど
え、ということは…もれなく忍たまのキャラクター達全員と1度は会って関わらないといけないわけだ
『秀作くん、吉野先生、私吐きそうです…。』
秀作「ええ?!大丈夫?胃薬処方してもらう?!」
吉野「骨は拾ってあげますから頑張って働いてください。」
『ううっ…。』
本当に胃薬処方してもらおうかなと考えながら、今日の仕事をを進めた
仕事が終わり一年は組の教室へ向かっていると鐘の音が鳴った
土井先生が教室から出てくる
土井「あれ、Aじゃないか。どうした?」
『委員会のお手伝いの件で…。』
土井「ああ、なるほど。私も火薬委員会の顧問をしているんだ。よろしくな。」
『あはは…。』
存じ上げていますとも、ええ
土井「じゃあ楽しみにしているよ。は組の子達は中にいるから…。」
土井先生と別れて、は組の教室に入るとみんなが笑顔で迎えてくれた
乱太郎「Aさん!来てくれたんですね!」
庄左ヱ門「どうぞ、とりあえず座っていただけますか?」
『はい。』
伊助「委員会決めの前にお話があります。」
は組の良い子達は顔を見合わせて頷きあった
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スイちゃんですよ〜☆ - だいすこです!(^^ω) (2023年1月24日 14時) (レス) @page50 id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
リーヴル(プロフ) - 冴川冬香さん» とても嬉しいお言葉ありがとうございます!楽しんで頂けて幸いです。冴川冬香さんのご病気が治るよう頑張って続きを書かせて頂かきますので、よろしくお願いします! (2021年2月24日 20時) (レス) id: 17c0458bc0 (このIDを非表示/違反報告)
冴川冬香(プロフ) - 面白くて1から一気に読みました。57話見てから現在進行形で泣きじゃくっております……!続きが早く読みたくてたまらない病気にかかってしまったようで……。続き楽しみにしています!頑張ってください!! (2021年2月24日 17時) (レス) id: 33f8ec8fc5 (このIDを非表示/違反報告)
リーヴル(プロフ) - ルージアさん» そう言っていただけてとても嬉しいです…!これからも色んなキャラと関わっていくので、よろしくお願いします! (2021年2月20日 15時) (レス) id: 17c0458bc0 (このIDを非表示/違反報告)
ルージア(プロフ) - やっべ、作法委員会の話を見ていたら…涙が…、応援しています!頑張って下さい!!! (2021年2月20日 15時) (レス) id: 66ff90a11a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リーヴル | 作成日時:2021年2月18日 11時