弱気からの闘争心 ページ46
『よし、自己紹介も終わったし、
君達とも友達になれたところで今回の作戦を説明する』
い組「うん!」
『外には組の皆が待機している』
伝七「え!
は組の連中がどして、、」
『どうしても助けたいと言ってな』
それを聞いた伝七は驚いた顔で私の顔を見た
『話を戻すぞ
今正門で乱太郎、きり丸、しんべいが山賊の気をひきつけてる
その山賊を私が兵太夫と三治郎の作ったカラクリがある裏口に誘い込む
その間にお前達は正門に向かって乱太郎達と合流して虎若と金吾がいる茂みに向かう』
佐吉「でも、Aはどうするの?」
心配そうにこちらを見る佐吉
そんなうるうるした目で見ないでくれ!
おばさんには刺激が強すぎる!!
『山賊がカラクリに掛かったら、兵太夫達を連れて、庄左ヱ門達と合流し、そっちに向かう
だから、心配ない』ナデナデ
一平「、、、、
A」
『どうした?』
一平を見ると微かに肩が震えていた
一平「ぼ、ぼく、怖い、、」カタカタ
ギュッ
一平の手を優しく握り、微笑んだ
『一平なら出来るはずだ
一年生の中で一番優秀なんだろ?』
と言えば、先程まで震えていた体は落ち着きを取り戻し、すっと立ち上がった
一平「そ、そうだ、、!
僕達一年い組は、一年生の中で一番優秀なんだ!!!」
一平の言葉を合図に次々と立ち上がって意気込むい組
伝七「は組ばっかりいいとこ持ってかれてたまるか!!」
佐吉「僕達なら出来る!」
彦四郎「がんばろー!」
い組「おぉー!!!」
先程まで弱気だったい組だったが、
今は闘争心に燃えていた
『す、すげーな(笑)』
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作者名:睡眠煎餅 | 作成日時:2020年11月27日 22時