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隠れ鬼ごっこ中止?い組救出作戦! ページ41

ろ組の子達と別れて森を散策していると

?「Aーー!!!」

と私の名を呼ぶ声が聞こえ、後ろを振り向いた

『庄左ヱ門?』

はぁはぁと息を切らしながら

庄左ヱ門「大変なんです!
一年い組が山賊に襲われて、それを助けようとした虎若と金吾が怪我を!!」

目に涙を溜めて今にも泣きそうな顔で説明する


ここで私が慌ててしまえばかえって不安にさせてしまう


『一旦落ち着きなさい。深呼吸をして』

というと庄左ヱ門はゆっくり呼吸を整える


『よしよし、大分落ち着いてきたな

さ、皆の所に案内してくれ』
庄左ヱ門「はい!こっちです!」

庄左ヱ門の後を追う








しばらく走っていると小川にたどり着き、
岩影に、は組の生徒が金吾と虎若の傷口を押さえている姿があった

庄左ヱ門「おーーい!皆ー!」
きり丸「あ!庄左ヱ門がねぇちゃんを連れてきた!」
乱太郎「虎若、金吾!もう大丈夫だよ!」

皆の顔は涙と鼻水でグショグショだった

そしてきり丸が抱きついてくる

きり丸「ねぇちゃん、お願い!二人を!二人を助けて!!」

私はかがみ、きり丸の頭を優しく撫であ

『皆、一旦落ち着きなさい
私が来たからもう大丈夫。だから顔をふきなさい』

と皆の顔を拭く

『(虎若は腹を切られ、金吾は腕を切られたか、、、だが、傷は浅いからタヒぬほどではない)

乱太郎、止血出来る薬草を探してきてくれ
兵太夫ときり丸は水をくんできてくれ』

Aの冷静な行動と判断に安心したのか皆テキパキと行動を始める

『二人とも、い組の子達を助けようとして怪我したんだってな
良くやった、勇敢な子達だな』

二人はその言葉を聞いて静かに涙を流した

兵太夫、きり丸「お姉/ねぇちゃん、水持ってきた!!」
乱太郎「薬草も持ってきた!」
『ありがとう』

水と薬草を受け取ると、傷口を水で洗い流す
そして薬草を擦り潰し

『虎若、傷に薬草を塗る
染みるぞ』
虎若「はい…!」

傷口に薬草を押し付けた

虎若は痛みで顔を歪ませる

『次は金吾』
金吾「お願いします……!」

虎若と同様傷口に薬草を塗る

金吾「いっ、、、!」

私は乱太郎がもっていた包帯で二人の傷に包帯を巻いていく

『二人ともよく頑張った、偉いぞ!』

そう言うと二人は私に抱きついてなきはじめてしまう

虎若、金吾「うわーー!!ごわがっだぁぁ!!」

私は二人をきつく抱き締めた

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作者名:睡眠煎餅 | 作成日時:2020年11月27日 22時

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