検索窓
今日:38 hit、昨日:2 hit、合計:15,856 hit

8 ページ29

『どしたん?』
藤内「僕も…呼び捨てが………いいです……//」

ズキューーーーーーーン!


そっちかぁーー!

あ、今のは心臓を撃ち抜かれた音です


『わかった、藤内』
藤内「やったぁー!
さっき予習しておいえよかった!」
作兵衛「ず、ずるい」

作兵衛、孫兵、数馬が羨ましそうに藤内を見ていた

『三人も呼び捨てがいいか?』
三人「はい!」
『フフッ、わかった。私も呼び捨てでいい』

三年生は兎が跳び跳ねるように飛び上がって喜んでいた









『それじゃあ、私はもういくよ
気をつけて帰れよ』
三年生「はーい!」

私は他の生徒達を見つけに、風のように駆け出した




『(流れ的に次は四年生か、喜八郎まってろよぉ!)』

ヒュンッ

『!』

バッ
カンッ

何かが飛んでくる気配を感じて避けた

近くの木に刺さった何かを手探りで確認する

?「さすがは月の狼の異名を持つA!
見えていなくても気配を感じて避けるなんて凄い!」

でっかい声で興奮しながら言う人物

『その声は、

守一郎か』
守「久しぶり!」
『ほんとに久しぶりだな、こんなに大きくなって』

守一郎は私に駆け寄り、私が転けないように支えてくれた

『成長した顔も見たいが生憎、今全然見えん』
守「学園に戻ってからでも見れるよ」
『学園長先生から最近編入してきた生徒がいると聞いていたが守一郎だったのか』
守「安藤先生から忍術学園に来ないかと言われて来たんだ」
『あの親父ギャグを連発する安藤先生が?』
守「凄く面白い先生なんだぞ!
俺、安藤先生を尊敬してるんだ!!」
『守一郎の笑いのツボは昔ッから浅いからな(笑)』

私たちは和やかに会話を弾ませていた

『ところで守一郎よ』
守「なんだ!」
『会えて嬉しいんだが、そんな油断してたらはちまきとられるぞ(取られたよ)』

とヒラヒラと守一郎の鉢巻をみせる

守「ん?





あーーーーー!!!!」

守一郎はガクッと地面に膝をついて、悔しそうに頭を抑える

守「Aに会えたことが嬉しすぎて鬼ごっこの最中だったこと忘れてたぁ!くそぉぉ!!」

9→←7



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
29人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:睡眠煎餅 | 作成日時:2020年11月27日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。