忍術学園の事務員はラナンキュラス (ページ25)

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ズドーーンッ！！

はい、皆さんにクイズです
さっきのズドーーンッという音は一体何の音でしょうかっ！

正解は～～～

私が落とし穴に落ちた音でしたー！

『、、、、、、、、、

喜八郎ぉぉぉ！！！』

あいつ私が見えてないことを良いことに…！
しかも、絶対誰も引っ掛からないような道のど真ん中に作りやがってぇぇぇぇ！

『バカにしてんのかぁぁあ！！
会ったらめっちゃ痛い凸ピンかましてやる！！』

起き上がろうと体を起こす

がお腹に変な重みがあるのを感じた

『ん？なんだ？』

お腹にある何かを掴み、顔を近づけた

これ…蛇？

｢シャ、シャー……｣

私と一緒に落とし穴に落ちてきたのか

『今、手当てしてやるからな』

私は落とし穴から出て、蛇の手当てをする

『これでよし、すまんな。私のせいで』

頭を撫でてやるとするすると首に巻き付いてきた

『随分人慣れしているんだな』

蛇にそう聞くと、どこからか｢ジュンコー！｣と叫ぶ声が聞こえてきた

蛇はその声を聞くと嬉しそうにシャーっ！と鳴いた

『あっちか』

三年生side

孫兵｢ジュンコーー！｣
作兵衛｢孫兵！大きな声を出すな！鬼にバレたらどうする！｣
孫兵｢鬼なんてどうでもいい！
鬼なんかよりジュンコの方が大事だ！｣
作兵衛｢どうでもよくねぇ！｣
藤内｢ジュンコがいなくなる予習をしておけばよかった｣

三年生は周りを警戒しながら、ジュンコを探していた

藤内｢あれ？三之助と左門は？｣
作兵衛｢え？、、、

あーーーー！！！｣

いつの間にか作兵衛の迷子縄が切れており、方向音痴コンビがいなくなっていた

作兵衛｢あいつらいつの間に！｣

作兵衛は焦りながら切れた縄を見た

藤内｢しかたない、ジュンコと三之助、左門を探すぞ！｣

ガサッ
パキッ

｢！？｣

茂みの方から音がした

作兵衛｢まさか、もう鬼が…！｣

ばっと茂みから人影が二人出てきた

作兵衛、藤内、孫兵｢うぎゃぁぁぁぁ！！！｣

左門、三之助｢僕／俺達だよ！｣

茂みから出てきたのは先程まで行方がわからなかった左門と三之助だった

作兵衛｢左門！？三之助！？｣

三年生side終わり