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二人の鉢巻をほどいて懐にしまう

そして、辺りを見渡す

『さてと、残りの二人はどこにいる?』
左近、四郎兵衛「ギクッ!」

二人はあからさまに目をそらした

左近「そ、そんなこと、ありませせせんよ」
四郎兵衛「そ、そうですよ」


いや、わかりやすすぎだろ!
可愛いからいいけど!!


ドンッ

木を強く蹴りつけた

ガザザッ

?「「うわぁー!!」」

ストンッ

上から落ちてきた二人をキャッチする

『はい、捕獲』

二人の鉢巻を取る

?「す、すごい。
完璧に気配を消したはずなのに」
?「さすが、プロ忍者!」
『いや、この二人が上を見ないようにしていたからそれで上にいることがわかったんだ』

私は苦笑いをした

上からめっちゃ葉っぱが落ちてきたことは言わないでおこう

『それより、二人とも怪我はないか?』
?「ありません!」
『なら良かった、手荒な方法ですまんな』
久作「全然大丈夫ですよ!
あ、俺は能勢久作です」
三郎次「俺は池田三郎次です!」

私は四人の目線までかがみ

『よろしく。私のことは呼び捨てで構わない』
三郎次、久作、左近「じゃあ、俺/僕達も!」
『フフッ、わかった』

四人の頭を順番に撫でていく

『それじゃあ、気をつけて帰れよ』

回れ右をしてあるきだした

ズルッ
ゴンッ

『いてぇっ!!』
四郎兵衛「あわわわ!
Aこっちですよ!」
久作「気をつけてください!」

四人は私を支えながら安全な道まで誘導してくれた

『ありがとう、じゃ』

スタタタタッ





左近「四郎兵衛のいった通り」
三郎次「優しい人だね」
久作「それに凄い!」
四郎兵衛「えへへ!
Aはとーっても優しくてかっこいい人なんだ!」

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作者名:睡眠煎餅 | 作成日時:2020年11月27日 22時

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