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隠れ鬼ごっこ大会 ページ21

「…き……きろ…………起きろ!」
『んー、』

誰かに揺さぶられながらゆっくりと瞼をあけた

障子の方を見るとまだ暗かった

『誰ですか、、こんな、ふぁ〜っ、暗い時間に………』
土井「私だ、土井半助だ」

目の前には忍者服に着替えた土井先生がいた

『なんですかぁ、、
てか、今何時ですか、、』
土井「朝の5時だ」
『はぁ〜?
まだ起きる時間じゃないですよ、、、、』

また布団に潜る

土井「ダメダメダメ!起きて!」ガバッ

土井は布団を剥ぎ取り無理やり起こす

『一体なんですか、、?』
土井「実は学園長先生に至急先生方と事務員を集めよとおっしゃってな」
『なんで、、、?』
土井「わからない、多分また突然の思い付きだろうな」
『おやすみなさーい』
土井「こらこら!」

私は渋々起きて、着替えた

着替えているときは土井先生に部屋から出てもらった

『準備出来ました』
土井「ん?野袴?忍者服はどうしたんだ?」
『これは昔アルバイトしていた所の店長から貰ったんです
忍者服は仕事の時だけしか着ません』
土井「そうか、よく似合ってるよ」
『ありがとうございます』


土井先生の顔、若干赤かったな
風邪かな?←子供の心情はわかるくせに大人や年が近い子達の気持ちには疎い







土井「学園長先生、Aを連れて参りました」
学園長先生「ご苦労」

中を覗くと全員集まっているようだった

『おはようございます』
学園長先生「おはよう」

私は端っこに座っている秀作のとなりに座った

『ふぁ〜』
秀作「すっごく眠そうだね」
『こんな朝早くに起きたのは初めてだよ、』

私と秀作が喋っていると

学園長先生「おほんっ、
では、これからわしが何故先生達を呼んだのか理由を説明しよう」


「「「「(また、迷惑な突然の思い付きだろうな……)」」」」

A以外の全員が思った

学園長先生「最近、生徒達が鍛練を怠けており忍者としての自覚が足りておらん!

そこで、、、





隠れ鬼ごっこ大会を開催しようと思う!!!」

「「「やっぱりーーー!!!」」」

先生方は綺麗にずっこける

学園長先生「ルールは、
それぞれの学年をチームし、チームが協力して鬼から逃げ隠れる
逃げる者は腕に白い鉢巻をつける

鬼に鉢巻を取られたものはその場で失格、
そして忍術学園のグラウンドで待機

チームの内一人でも残ったらそのチームは勝ちじゃ
優勝者にはご褒美をやろう!!」

1→←お風呂の後の沈鬱な気持ち



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作者名:睡眠煎餅 | 作成日時:2020年11月27日 22時

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