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お風呂の後の沈鬱な気持ち ページ20

事務の仕事をしていたらいつの間にか日は傾き、夕食の手伝いの時間になっていた

『やば!
早くいかないとっ、その前に秀作を起こさないと』

ダダダッ

『秀作、起きて
もうすぐ夕食の時間になるぞ』
秀作「ん〜、
え!僕いつの間に寝てたんだ!?」

秀作はガバッと勢いよく起きてそとを見る

『事務の仕事は私がやっといたから安心しろ』
秀作「ごめんよー!」
『大丈夫大丈夫、明日頑張ろうな
私はこれからおばちゃんの手伝いに行ってくるから』
秀作「わかった、明日はたくさん働くから!」
『あぁ』

私は急いで食堂に行き、おばちゃんの手伝いをした







『じゃ、おばちゃん。また明日』
おばちゃん「今日はありがとうね、また明日」

おばちゃんと別れて、自室に戻る

『仕事も終わったし、風呂にでも入るかね』

私は着替えをもってくノ一の方の風呂場に向かう

?「Aさん!」

脱衣場に入ろうと暖簾を潜ろうとしたら後ろから呼び止められた

『ん?』

振り替えると髪がオレンジ色の子と青色の子、
そしておしげちゃんがいた

『おや、おしげちゃん
お久しぶり』
おしげ「お久しぶりでしゅ!
またAとお会い出来てうれしいです!!」
『私もおしげちゃんと会えて嬉しいよ
後ろの可愛らしい子達はおしげちゃんの友達かい?』
ゆき「くノ一教室のゆきです!」
ともみ「同じくともみです!」
二人「Aさん!よろしくお願いします!」

ゆきとともみはキラキラした眼差しで言った

『さんはつけなくていい、二人ともよろしくな』
二人「はい!」

私たちはお風呂に浸かりながらお喋りを楽しんだ

ゆき「Aはどうしてそんなにスタイルが良くて美人なんですか?」
ともみ「秘訣とかあるんですか?」
おしげ「気になります!」

三人はぐいぐいと迫ってくる

『と、特にはないかな?
おしげちゃん達の方が私なんかより綺麗だよ』
ともみ「そんなことないですよ〜」
ゆき「お世辞が上手いんだからぁ〜」
おしげ「照れるでしゅ〜」

三人は顔を赤くして嬉しそうに言う









3人「それじゃあ、おやすみなさーい!」
『おやすみ、風邪引かないようにな』

私は三人と別れて自室に戻る

忍たま長屋の前を通るとき、
私はふと空を仰ぎ見た

『あ、今日は満月か』

雲一つない空にポツンと一つ月があった


『お前もひとりぼっちか』ボソッ

沈鬱な表情でぽつりと雫のように呟く
そして再び歩きだし、自室に戻ってゆく

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作者名:睡眠煎餅 | 作成日時:2020年11月27日 22時

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