(名前)の妖艶な笑みにご用心 ページ17
?「「すみませんでした…」」
はい、ただいま学年一優秀とアイドルの子を正座させてます
全然喧嘩やめなかったんで二人同時に投げ飛ばしました
『喜八郎、私の代わりに注文を受けてくれないか?
今度一緒に穴掘ってやるから』
喜八郎「やった〜、
Aと穴ほれるなら何でもやるよ」
『すまんな』
私はハンカチを取り出し、二人の顔をふく
『喧嘩をするのは構わんが場所と加減を考えろ。
せっかくの綺麗な顔に傷がついたらもったいない』
?「お前のせいで私の美しい顔に傷がついたらただじゃおかんぞ!」
?「はぁ!?それはこっちのセリフだ!」
二人は火花を散らしてにらみあう
こいつら…喧嘩するなって今さっき言ったのに…!!
『二人とも』グイッ
?「「!?」」
『仲良くしないと
その舌噛みちぎるぞ』ニヤッ
二人の顎を掴み、顔を近づけ、脅しながら妖艶に笑った
?「す、すみません…///」
?「すいません…///」
『わかればいいんだ』
いつもの表情に戻る
周りにいた生徒達は10代には似つかわしくないAの色気ある笑みに赤面していた
『では、謝罪として二人の名前を教えなさい
またここで喧嘩した時に名前を叫んで叱ってやる』
滝夜叉丸「四年い組、平滝夜叉丸…です//」
三木ヱ門「四年ろ組、田村三木ヱ門です//」
二人の頭をそっと撫でた
二人は私が頭を撫でたことに少し驚いていた
『滝夜叉丸、三木ヱ門、もう喧嘩するなよ』ニコッ
二人「は、はい!/////」
私はそっと立ちあがりカウンターに戻る
『喜八郎、ありがとうな』ナデナデ
喜八郎「ん…このぐらいお安い御用ですよ」
『んーーっ』
背筋を伸ばして力を抜く
おばちゃん「今日はありがとうね、疲れたでしょう?」
『いやいや全然、おばちゃんの方が料理作ったりして私よりもっと疲れただろ?』
おばちゃん「こんなの平気よ!」
おばちゃんは元気ですよのポーズをする
私も負けじともっと元気ですよポーズをとった
『それじゃあ、また夕食の時手伝いにくるよ』
おばちゃん「そんな悪いわ」
『いいのいいの』
おばちゃん「じゃあ、お言葉に甘えようかしら」
おばちゃんに別れをつげ、秀作がいる事務室に向かう
ガラッ
秀作「うわぁぁぁ!!」
『!?』
バサバサバサバサッ
事務室の中に入ろうと襖を開けたら視界いっぱいにプリントがふりかかった
『………………………大丈夫か……?』
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作者名:睡眠煎餅 | 作成日時:2020年11月27日 22時