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おばちゃんの料理最高 ページ14

『ふぅーっ、大分綺麗になったな』

汗を吹きながら綺麗になった忍たま長屋を眺める

『こんなに汚れていたなんて、明日も掃除するか』

バケツを持って移動する

『クンクンッ…
なんかいい匂いする…あっちから?』

匂いを辿っていくと食堂らしき場所についた


美味そうな匂いだ…!
こんな美味そうな匂いの料理を作る人物は一体…!


裏口らしき入り口をそっと覗く

?「あら、あなたが噂の事務員さんね」

中にいた女の人が私に話しかけてきた

『月影 Aです、よろしくお願いします』

深くお辞儀をした

おばちゃん「私は食堂のおばちゃんよ、よろしくね」

食堂のおばちゃんはうふふと笑う

おばちゃん「Aちゃんって呼んでもいいかしら?」
『構いませんよ』
おばちゃん「敬語いらないわよ」
『いいんですか?』
おばちゃん「全然いいわよ!
Aちゃんともっと仲良くなりたいもの」
『ははっ、わかった』


食堂のおばちゃん、とっても優しい


おばちゃん「ところで食堂に何かようがあったの?」
『あ、いや、さっき忍たま長屋を掃除し終えてふらふらしていたんだけど、
美味そうな匂いに連れてここまで来てしまったんだ…』

頬をかきながらいう

おばちゃん「あはは!そうだったのね」
『お恥ずかしい…//』
おばちゃん「恥ずかしがらなくてもいいわよ、
せっかくだから食べなさい」

おばちゃんは味噌汁と野菜炒めを注いでくれた

『い、いただきます』

パクっ
モグモグ


!?

こんな美味しいもの生まれて初めて食べた…!


『うまい!!』

私はおばちゃんがいることも忘れてガツガツと口の中に料理を掻き込んでいく

おばちゃん「うふふ、そんなに慌てなくても料理は逃げないわよ」


なにこれめっちゃうまい!
おばちゃんまじ天才すぎ!


おばちゃん「嬉しいこと言ってくれるね」
『なんで、私の考えてることがわかったんだ?』
おばちゃん「声に出てたわよ」


oh……
恥ずかしい……



『ごちそうさまでした』
おばちゃん「はい、お粗末さまでした」
『おばちゃんの料理、凄く美味しかった』
おばちゃん「喜んで貰えて良かったわ」

食器を下げながら

『お礼と言ってはなんだが、
事務員の仕事と食堂のお手伝い(おばちゃんの料理をつまみ食い&学びたい)する』
おばちゃん「Aちゃん、()の中身見えてるわよ」
『お願いします〜〜!』
おばちゃん「全然いいわよ、むしろ大歓迎よ!」

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作者名:睡眠煎餅 | 作成日時:2020年11月27日 22時

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