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6年生side ページ11

学園長先生に命じられ、六年生は屋根裏で待機していた

伊作「でも、屋根裏で待てって言われたけど一体何のようだろうね」
仙蔵「私の予想だと恐らくあの事務員の事だろう」
文次郎「あいつ何考えてるかわかんねぇよな」
留三郎「月影Aは名の知れた忍者だ、
危険な奴かもしれん」
小平太「そうか?私にはそうは見えんぞ?」
長次「……もそ(私もだ)」

六年生が矢羽音で会話をする

『学園長先生、お話が』

と襖から声が聞こえ、月影Aが部屋に入ってくる

学園長先生「それじゃあ、聞かせてもらおうか」
『はい、

私は昔、きり丸のご両親がまだ生きている時
きり丸の家の隣に住んでいました
きり丸は一人っ子だからよく私の家に来ては一緒に遊んでいました。』

Aは淡々と話していく、
だけど、表情はどこか嬉しそうにしていた

『だけど、ある日
きり丸といつものように家で遊んでいたら
私を付け狙う刺客が来たんです』

嬉しい表情から少し険しい表情に変わった

そしてきり丸との関係を一通り話終えたところでその場の空気が和んだ

文次郎「俺達勘違いしていたな」
伊作「うん…」
小平太「あいつ凄いな!」
仙蔵「自分を犠牲にしてまでもきり丸を守るとは」
留三郎「危険な奴には思えなくなったぜ」
長次「……もそ(良い人だ)」

だが、山田先生の放った言葉でAの表情は一変した

そして学園長先生が誰がAに刺客を送ったのか聞く

『刺客を送ったのは…









私の母です……』

六年生「!?」

その後の話は想像を絶する話だった

六年生が沸々と沸き起こる怒りを抑えるかのように下唇を噛み締めたり、強く拳を握ったりしていた





話を終えたAは部屋を出ていった

学園長先生「お前達、そろそろ降りてきなさい」

しゅたっ

学園長の前に降り立った

学園長「今の話を聞いてまだAの事を危険な奴だと思うか?」
六年生「いいえ…」
学園長先生「そうか、なら良かった

では、もう下がってもよい」
六年生「はっ」








6年生side終わり

事務員の初仕事と穴堀小僧→←2※結構グロい描写が書かれています。苦手な方は見ないでください



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作者名:睡眠煎餅 | 作成日時:2020年11月27日 22時

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