咄嗟の道連れ 三段 ページ8
side 潮江文次郎
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『小平太の声はよく響くなぁ』
長次「A、ここ」
留三郎「Aは餅も食わないのか？」
小平太が呼べば
Aは直ぐに俺たちの所にやってきた。
手には何も持っていない。
こういう時でも何も口にしないのか…
『んー、さっきちょっとだけ調味料を食べたよ』
留三郎「だから、きな粉が他の調味料より少ないのか！」
『いや、それはただ、きな粉が人気なだけでは…』
位置的には近くにいるが、
何故だろう…
まだ遠い気がする…
この場合、距離とかじゃない。
ああ、駄目だ。
ちょっと頭を冷やそう
文次郎「ちょっと厠に行ってくる」
留三郎「迷子になるなよー」
文次郎「六年もいるのに迷子になんかなるか！」
『じゃあ俺も行こーっと。迷子にならないように』
仙蔵「Aが迷子にならないようにって意味か」
『そゆことー』
俺と一緒に厠へ行くだと…！？
独りになって考えようと思っていたのに…
しかも俺を悩ませる原因が
一緒に居たら考えがまとまらん！
だが、これを断ると面倒くさくなる。
俺は仕方なく一緒に行くことにした。
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鴫碧(プロフ) - 雪さん» お久しぶりです！ 本当は拾で終わる予定が、まさかの拾参まで続いてしまいました…。そろそろ終わりそうですね…笑 お互い頑張りましょう！ (1月27日 21時) (
レス) id: dea0075d52 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - お久しぶりです続編おめでとうございます。そろそろ物語もしゅう終盤ですかね？お互い小説作り頑張りましょう (1月27日 20時) (レス) id: c61495b448 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鴫碧 | 作成日時：2024年1月27日 19時
