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眠れぬ夜 一段 ページ36

side 猪名寺乱太郎

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文次郎「やんのか!」


留三郎「上等じゃねぇーか!」


小平太「イケイケドンドーン!」



















あの出来事から数日。

夏も終わりに近付く今日この頃。



授業が終わり、委員会の仕事も終えた私は

きり丸、しんべヱと一緒に学園内を歩いていた。




陽が眠りに付こうと沈み始める。







何をするわけでもなく、

ただ只管に足を動かした。



















しんべヱ「先輩たち、なんか普通だね」


きり丸「そーゆーところも流石、六年生だよな」


乱太郎「きっと先輩たちはこんな経験を何度もしてるんだよね…」



















忍者なら当たり前?



感情ですら欺いて、

それでも任務が大事?





そうだよね

だってそれが忍者なんだから。



















しんべヱ「あ、伊作先輩」


きり丸「屋根の上で何してるんだろう?」


乱太郎「声かけてみよう!」



















しんべヱの指差す方向には伊作先輩。




気になった私たちは、

その近くまで駆け寄った。



















乱太郎「伊作先輩ー! そんな所で何をされているんですか?」


伊作「乱太郎、きり丸、しんべヱ。僕が何をしているのか知りたいのかい?」


しんべヱ「はい! 教えて下さーい!」


伊作「じゃあ、登っておいで!」



















知りたいなら登っておいでと言う伊作先輩。




でも私たちが屋根まで登るには、

ちょっと難しくて…


















しんべヱ「って事で、立花先輩!」


三人「「「よろしくお願いしまーす!」」」


仙蔵「なんでそうなる!!!」



















私たちは近くにいた立花先輩に

頭を下げてお願いした。





文句を吐きながらも立花先輩は

私たちを屋根に上げてくれた。




正しく言えば、

屋根までの登り方を教えてくれた。



















しんべヱ「わぁあ! 高ーい!」


乱太郎「風が気持ちいいね!」


きり丸「そろそろ秋って感じだな!」



















透き通った風が優しく頬を撫でる。



屋根の上ってこんなに居心地良いんだぁ




辺りが朱色に染まるなか、

伊作先輩が口を開いた。








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設定タグ:忍たま乱太郎 , 忍たま , 男主   
作品ジャンル:アニメ
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千雪(ーωー) - お久しぶりです!更新止まってるみたいなのですが大丈夫ですか?また、鴫碧さんの小説が読めることを楽しみにしておきます!! (2022年11月7日 17時) (レス) id: 2c3e10b906 (このIDを非表示/違反報告)
鴫碧(プロフ) - ラムネさん» はじめまして! コメありがとうございます! わかりやすくネタバレになってしまいますが、忍たま全員と関わっていこうとおもっておりますw どうぞこれからも宜しくお願いしますm(_ _)m (2022年9月30日 19時) (レス) id: dea0075d52 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ(プロフ) - 初めまして!いつも見させてもらっている者です!! これからどうなっていくのか、、更新楽しみにしています! 個人的にはいろんな忍たまとの関わりが見たいな〜、なんて思ってますw (2022年9月30日 18時) (レス) id: 7118247792 (このIDを非表示/違反報告)
鴫碧(プロフ) - 千雪(ーωー)さん» お久しぶりです! ただのチキンですよwww なるべくこまめに更新しますので、よろしくお願いしますm(_ _)m (2022年9月28日 23時) (レス) id: dea0075d52 (このIDを非表示/違反報告)
千雪(ーωー) - お久しぶり!鴫碧さん優しいですね(*^-^*)尊敬します!これからも応援しますね💖💖 (2022年9月28日 19時) (レス) id: 2c3e10b906 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鴫碧 | 作成日時:2022年7月23日 0時

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